本日、JR秋葉原駅電気街口のそばに、ヤマダ電機の都市型店舗「LABI秋葉原パソコン館」がオープンした。売り場は地下1階から5階までの6フロア構成で、売場面積は約898平方メートル。デスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコンをはじめ、パソコンサプライ、デジタルカメラなど、約20万アイテムを販売する。
営業時間は10時~22時。フロア構成は地下1階がデジタルカメラ、1階が電子辞書・デジタルオーディオプレーヤー・モバイルPC、2階がノートPC・サプライ、3階がデスクトップPC・プリンタ、4階がマウスやヘッドセットといった周辺機器・ソフト、5階がHDDや液晶ディスプレイといった周辺機器・BTO PCとなっている。
「LABI(ラビ)」はヤマダ電機の都市型店舗のストアブランドで、LABI秋葉原パソコン館は全国6店舗目、東京都心部では4店舗目の出店となる。ちなみにLABIとは“Life Ability Supply”を表し、これは「豊かな生活を実現する力」を供給することを意味するという。
駅前は人、人、人! 約1500人が殺到!
オープニングセレモニーには、ヤマダ電機 代表取締役副社長兼COOの一宮忠男氏が登場し、「秋葉原駅前という好立地に出店できた。これはヤマダ電機のシンボルになる」とコメント。開店5分前には、LABI秋葉原パソコン館店長の吉岡俊貴氏と、先頭に並んでいた男性を加えた計3人でテープカットを行なった。
フロア構成をチェック!
秋葉原では9月にソフマップがリニューアルして家電を扱い始めたほか、老舗の石丸電気も10月にリニューアルしたばかり。ヨドバシカメラが秋葉原に店舗を構えてからというもの、秋葉原の大手量販店では大規模な再編が相次いでいる。そこにヤマダ電機が新規参入することにより、集客争いや価格競争が激化することは容易に想像できる。利用客にとっては、サービスの向上や特価セールなど歓迎すべきことが多いが、秋葉原の周辺ショップにとっては厳しい冬の到来になるのかもしれない。