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「見せてもらおうか。ソフトバンクのケータイの性能とやらを!」

【発表会レポート】プレミアムでこだわりぬいたケータイ――ソフトバンクモバイルが秋冬モデルを発表

2007年10月22日 23時11分更新

文● 編集部 若林健太

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 ソフトバンクモバイル(株)は22日、2007年秋冬モデルの携帯電話機全11機種を発表した(関連記事)。同日、東京・赤坂のグランドプリンスホテル赤坂で記者発表会が開催され、ソフトバンクグループ代表の孫 正義(そん まさよし)氏が新機種や新サービスの概要を説明した。

孫 正義氏とモデルたち

孫 正義氏(中央)と、THE PREMIUM SoftBank 820SH/821SHをアピールするモデルたち。モデルの1人は「予想GUY」が務めていた

 孫氏は今回の新製品のコンセプトについて、「プレミアム」であるとした。その意味として、「デザインだとか、ファッションだとか、機能という一面を超えて、上質であり、気品があり、スタイリッシュ、格好いい、そういうプレミアム感をかもしだすような端末」と説明した。



「プレミアム」を前面に押し出した端末が勢揃い


SoftBank 920SH

SoftBank 920SH

 第4世代のAQUOSケータイとなる「SoftBank 920SH」(シャープ(株)製)について、「今までのAQUOSケータイには分厚いという弱点があった」としたうえで、「今回は薄さにこだわり、AQUOSケータイで最も薄い18mmを実現した」と語った。また液晶ディスプレーも3.2インチワイドVGA(480×854ドット)モバイルASV液晶パネルを搭載したことにも触れ、「薄さと画面の大きさを両立した、まさに本物のテレビといえるのではないか」とした。また、「AQUOSケータイは国際ローミングができないのが弱点であったが、今回の機種ではAQUOSケータイとしてはじめて国際ローミングに対応した。海外に行っても、そのまま全自動で通話ができる」と語った。

PHOTOS SoftBank 920SC

PHOTOS SoftBank 920SC

 有効500万画素CMOS、オートフォーカス、顔認識機能、キセノンフラッシュといったカメラ機能のほか、ソフトバンクモバイル製携帯電話機として初めて有機ELディスプレーを搭載した「PHOTOS(フォトス)SoftBank 920SC」(韓国サムスン電子(Samsung Electronics)社製)については、「映像にこだわり抜いたデジカメケータイである」と語った。

MIRROR SoftBank 821P

MIRROR SoftBank 821P

 「MIRROR SoftBank 821P」(パナソニック・モバイルコミュニケーションズ(株)製)は、女性のデザインチームに徹底的に議論させ、女性が最も好むデザイン・色・形を追求したモデルであるという。見る角度によって色が変化するミラーパネルを搭載したほか、ヒンジ部分にあるボタンを押すことでケータイが開く「ワンプッシュオープン」を採用しており、孫氏は「爪の長い女性やネイルを付けた女性でもワンプッシュですばやく開けるようにした」と述べた。

THE PREMIUM SoftBank 820SH、THE PREMIUM SoftBank 821SH

THE PREMIUM SoftBank 820SH、THE PREMIUM SoftBank 821SH

 そして孫氏が「自分個人用の携帯端末として乗り換えるとするならば、この機種にしたい」と語ったのが、「THE PREMIUM SoftBank 820SH」「THE PREMIUM SoftBank 821SH」(ともにシャープ製)だ。孫氏は「世界最薄のワンセグで、この素材感。まさに大人にとってのワンセグだ。今までワンセグというと、若者が持つややマニアックな機種という感じがあり、女性やビジネスマンが持つにはかさばったのではないかと思うが、持って心がときめく大人の機種というものを出した。世界でもっともセクシーなワンセグ機種だ」とアピールした。

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