「見せてもらおうか。ソフトバンクのケータイの性能とやらを!」
【発表会レポート】プレミアムでこだわりぬいたケータイ――ソフトバンクモバイルが秋冬モデルを発表
2007年10月22日 23時11分更新
キャラクターとのコラボレーション
そのほか、目立ったのが漫画・アニメ・アーティストなどとのコラボレーション製品だ。「我々は新しい言葉を作った。『キャラケー』(キャラクターケータイ)です。キャラクターにこだわり抜いて、その世界観まで含めて製品化した。単にパネルの着せ替えだけではなく、深くて濃い、マニアの人にはたまらないものを用意している。『キャラケー』は商標登録までしており、キャラクターケータイという新しい世界を作り込んでいこうと考えている」と語り、キャラクターへのこだわりをアピールした。
その一例となる「fanfun. SoftBank 815T ハローキティ」((株)東芝製)はコーディネイトパネルや待ち受け画面だけでなく、ハローキティをあしらったジュエリーボックスやストラップが付属。「fanfun. SoftBank 815T スヌーピーケータイ」(東芝製)は、ドックハウス型のケータイスタンドとフィギュア3体が付属する。なおドッグハウスは孫氏自らがイラストを描き、こんなドッグハウスを付けたらどうかと提案したという。さらに会場では、既に発表済みのものに加えて「リラックマ」などfanfun.のコラボレーションモデルが新たに多数発表され、今後のfanfun.への意気込みを感じさせた。
一方、“シャア専用ケータイ”こと「913SH G TYPE-CHAR」(シャープ製)は、オリジナルコンテンツを収録するだけでなく、シャア専用ザクIIの頭部を12分の1スケールで再現した「シャア専用ザクヘッド型充電台」が付属する。さらに、ケータイをこの充電台にセットすると、ケータイ背面にモノアイ型のスクリーンセーバーが点灯し、左右に動くという仕掛けまで用意されている。孫氏はこの充電台について、「おそらく世界一大きな充電器だと思う」と会場を笑わせたうえで、「充電という行為そのものを毎日の楽しみにする、こだわり抜いた充電台を作った。単に携帯を便利な道具でなく、自分のライフスタイルそのものにしていきたい」と語った。