このページの本文へ

価格を抑えたハイエンドGPU「Radeon HD 2900 Pro」搭載カードの販売がスタート!

2007年10月02日 22時30分更新

文● 増田

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 AMDの新型GPU「Radeon HD 2900 Pro」を搭載したPCI Express x16対応ビデオカードがSapphireから登場。ラインナップは搭載メモリDDR3 512MB版とDDR4 1GB版の2モデルだ。

AMDの新型GPU「Radeon HD 2900 Pro」を搭載したPCI Express x16対応ビデオカードがSapphireから登場。予算を理由に「Radeon HD 2900 XT」の購入に踏み切れなかったユーザーにとっては悩ましいモデルの登場と言えそう

 「Radeon HD 2900 Pro」は、最上位モデルとして販売されている「Radeon HD 2900 XT」の下位モデルに位置するGPU。リファレンスデザイン準拠の2スロット仕様で6ピン+8ピン仕様となる電源コネクタなどのカード外観はもとより、「StreamProcessingUnits 320」やメモリインターフェイス512bitといった基本的なスペックについても「Radeon HD 2900 XT」と同じ。
 唯一コア/メモリクロックが「Radeon HD 2900 XT」の740MHz/1650MHzから「Radeon HD 2900 Pro」では600MHz/1600MHz(DDR3 512MB版)/600MHz/1850MHz(DDR4 1GB版)へと変更されているのが違いとなる。
 その他、ブラケット部の構成はDual Link対応のDVI×2にVIVO(HDTV-OUT出力対応)。付属品として2本の電源ケーブルやDVI-VGA変換アダプタ×2、DVI-HDMI変換アダプタ、Native CrossFire用のブリッジコネクタなどが同梱される。

「StreamProcessingUnits 320」やメモリインターフェイス512bitといった基本的なスペックについても「Radeon HD 2900 XT」と同じ。唯一コア/メモリクロックが「Radeon HD 2900 XT」の740MHz/1650MHzから「Radeon HD 2900 Pro」では600MHz/1600MHz(DDR3 512MB版)/600MHz/1850MHz(DDR4 1GB版)へと変更されている

 単体での動作に550W以上の電源が必須となる(Native CrossFire時には750Wの電源が必要)など、使用環境は「Radeon HD 2900 XT」と同じで、ユーザー環境への要求度は相変わらずハイスペックとなる。とはいえハイエンドの「Radeon HD 2900 XT」に近いスペックのビデオカードが比較的安価に購入できるという点は魅力的。予算を理由に「Radeon HD 2900 XT」の購入に踏み切れなかったユーザーにとっては悩ましいモデルの登場と言えそうだ。価格および販売ショップは以下の通り。販売を確認したのは並行輸入版となるが、近日中に代理店版の製品も出回る見込み。ただし、いずれも流通量は少なめで、製品自体も「限定モデル」の色合いが濃い製品となっている。

単体での動作に550W以上の電源が必須となる(Native CrossFire時には750Wの電源が必要)など、使用環境は「Radeon HD 2900 XT」と同じで、ユーザー環境への要求度は相変わらずハイスペック。しかし「Radeon HD 2900 XT」に近いスペックのビデオカードが比較的安価に購入できるという点は魅力的

価格ショップ
「Radeon HD 2900 Pro DDR4 1GB」
¥44,073クレバリー1号店(バルク版)
¥46,980アーク
BLESS秋葉原本店
「Radeon HD 2900 Pro DDR3 512MB」
¥35,673クレバリー1号店(バルク版)
¥38,980アーク
BLESS秋葉原本店
パソコンハウス東映

【関連サイト】

【取材協力】

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中