業界最高出力のレーザーユニットを搭載
2011年までに、すべてのビデオをAQUOSブルーレイに変えていく
発表会では、同社代表取締役副社長の松本雅史氏が新製品の投入理由について語った。同氏によれば、現状、ハイビジョン録画に対応したレコーダーの市場普及率は1割にも満たず、逆にいまだにアナログビデオで録画をしているという人たちは2000万世帯にもなるという。
ハイビジョンレコーダーの普及が進まない理由について同氏は、多機能であるがゆえに誰でも簡単に使えるものではないことを挙げた。その上で、新製品は「誰にでも扱える21世紀の地デジビデオ」だとし、「アナログビデオより簡単な操作で、自然に楽しんでいただける」ことが最大の特徴であると強調。今後同社は「2011年までに、すべてのビデオをAQUOSブルーレイに変えていく」とした。
続いて登壇した同社取締役の寺川雅嗣氏は、DVDにおいてさまざまなメディアが乱立していることも、レコーダーを難しいと思わせる要因のひとつであると指摘した。特に、これまで標準的メディアといわれてきたDVD-Rも、CPRM対応により互換性が破綻。これらの矛盾を解決できるメディアとして書き換え型のBD-REを挙げ、今回の新製品(AV1とAV10)においては、あえてBD-REのみを記録メディアとして採用したのだという。