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台湾Acer、米ゲートウェイの買収を発表

2007年08月27日 22時12分更新

文● 編集部 小西利明

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台湾の大手パソコン・周辺機器メーカーであるエイサー(Acer)社は27日(米国時間)、米ゲートウェイ社を買収すると発表した。

エイサーの発表によると、同社はゲートウェイの1株あたり1.90ドル(約220.4円)で、ゲートウェイの発行済み株式すべてを公開買い付けで取得するという。買収にかかる総額は約7億1000万ドル(約823億6000万円)と見込まれている。エイサーによるゲートウェイの買収はすでに両社の取締役会による承認を経ており、今後は規制当局や関連企業との交渉を経て、今年12月までに買収を完了する予定。

エイサー会長のJ.T. Wang氏は発表文の中で、「この戦略的交渉はエイサーの長い歴史の中でも重要なマイルストーンとなる」と述べている。また米国市場で4位の地位を占めるゲートウェイの買収により、エイサーの米国および世界市場での地位は高まるという。買収後のエイサーは、世界で第3位のパソコンベンダーとなるとしている。

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