やのまん「デモンズ・クロニクルXI 魔女の鉄槌」
こちらは人気シリーズ「デモンズ・クロニクル」の第11弾「魔女の鉄槌」のコレクションフィギュア。
悪魔に特化したコレクションフィギュア
メーカーのWebページによれば、次のようなキャッチコピーが踊っている。
その美を譬える言葉は無く、その魅惑に抗う術無し･･･
さながら神話の断章より出たる天使の如く我らを甘美なる幽境の域に誘う
しかして多くの者は知るのだ、其処が奈落であることを彼らは美しき化身を具え、艶やかなる笑みを浮かべ魂魄を煉獄へと導き堕とす古より我らは彼らをこう呼び伝える･･･「悪魔」と･･･
キャラクターのラインナップは全10悪魔で、これにシークレットの1悪魔が加わる。
| 悪魔名 | 原型師 | 説明 |
|---|---|---|
| 魔将バフォメット | 藤岡 ユキオ | 黒き山の夜宴、魔女達の宴は高みを迎える。バフォメット! 我らの偉大なる長、智謀の主よ！ 嬌態を振り乱し、踊り狂う女共…。いつしか篝火は黒炎に変わり、硫黄の気が辺りに満ちる。千の奸計、万の秘術を知る彼女達の主が来臨したのだ |
| 三頭の公爵ケルベロス | 藤岡 ユキオ | 半不老の彼らはある意味で究極の無性である。その姿は変幻自在。猛々しき獣、妖艶なる麗姿。全てが彼らの本性と言える。美しき姿にて現れ、人の魂を惑乱する…。特に強い力を持つ悪魔達が好む方法である |
| 黒司祭リッチ | 谷口 順一 | “死を与える者”…異名名高い暗銀の処刑鎌は大乱にあって幾百の同胞を薙ぎ絶つ。死の大鎌が鈍く輝く度、周く者共は知るのだ。刈り絶たれる魂の火、その苦悶の叫びが黒衣の司祭をより艶やかに蘇らせることを |
| 地炎魔ユコバック | 福元 徳宝 | 奈落の黒炎を崇めるという美しき巫女達は眼前で消え失せ、幻術の犠牲者は彼女達の正体を見る。押し寄せる炎熱の小鬼の群れ、響く魔将の嘲笑愚かなる者共は身を業火に包まれた…。『年代記』五章四節・トロメア― |
| 地獣ベヘモス | 谷口 順一 | ふくよかなるその姿、母性すら感じさせるその笑みは、豊穣を司る地母神の如く、遍く周囲に慈しみを注ぐ…。魔獣の王、獄界を震撼させる大地の獣は時としてこの様な一面を覗かせるのだ。『年代記』二章四節・フレゲトン― |
| 辺境王アモン | 谷口 順一 | 見よ！ 我が同胞よ、精強無比の兵達よ！ 威容を誇りしタイタスは崩れ去り、レムノスは燃え落ちた。卑屈なる都の弱卒共に我らが進軍を止めることなど叶う筈もない。我らは止まらぬ。猛火の如く全てを呑み込み偽りの王を焼き尽くすまで。『年代記』五章二節・タイタス― |
| 魔女 | 藤岡 ユキオ | 獄界にあって、血と魂を対価とし契約を成したる者達…魂は永劫に縛されど、身は不老の力を得る。その姿は千変万化、瞳は千里の彼方を見通す。この者共、黒山羊の魔将に隷属し、黒き天魔を崇め称える。ベルゼブル…至高なる者、比類なき王よ！ |
| 夜魔サキュバス | 藤岡 ユキオ | 伏魔殿の闇に住まい、閨房を彩る者達…。淫美なる肢体、纏う体香は惑乱を誘い魔都の猛き者達を深く静かに絡め獲る。今宵も闇から闇を渡り歩き主へ捧げる獲物を狩り漁る |
| 枢機卿モロク | 藤岡 ユキオ | 蠱惑的に微笑み彼女は肢体をくねらせた。その視線に囚われた者、さながら夢を見るが如く嫋な腕に身を委ねる。哀れな彼等の目が終に映す光景、獄界の枢機卿が浮かべる酷薄な笑みであった… |
| 妖精ピクシー | 井田 恒之 | 奇妙な視線を感じ振り返っても、そこには何もいない。窓辺の木枝で蛙が暢気そうに喉を鳴らすだけなのだ。だが、彼等は今一度注意すべきだった。暫しもするとその蛙は翅を生やし、何処へと飛び立って行ったのだから… |
フィギュアはアーティスティックな造型で、いずれも世界屈指の原型師とのこと。
サンプル展示がなかったので、パッケージにあった写真から
やのまんより発売されており、価格はコトブキヤラジオ会館店で1個504円となっている。
