ここからいきなりほっぽり出されるので、途方に暮れる人も多いかもしれないが、甘ったれてはいけない。行く先々の部屋を調べていけば、必ず進むべき道は見つかる。また、道の途中では、何度も操作の仕方を教えてくれるポップアップが表示される。適当に“A”ボタンを連打していると、一瞬で説明文が閉じてしまい、自分が涙目になるので注意しよう。
この先はほぼ一本道な洞窟の中を進んでいくことになる。ネズミやゾンビなどを打ち倒しながら進んでいこう。途中、序盤のアイドル“ゴブリン”とも戦うことになるが、遠めから弓矢でチクチクと撃っていれば、近寄られる前に倒せるはずだ。
魔法を使うゴブリンを倒し、木の扉を抜けると聞き慣れた懐かしい声が。おやおや、皇帝一行じゃないですか。「やぁやぁ」と声をかけていったら、暗殺者の仲間と間違われる始末。しかし、ここは皇帝が間を取り持ってくれた。皇帝曰く、「主人公は何か大きな運命を背負っている」という。
ここで、主人公は自分の星座を決めることになる。選んだ星座により腕力や敏捷性といった身体能力にボーナスが与えられるほか、“1日1回だけ60秒間姿を消せるようになる”などの特殊能力を身につけることができる。
前述した60秒間姿を消せるスキル“月影”や、Normal以下の難易度のカギを開けることができるスキル“塔の鍵”なども魅力だが、ここはウッドエルフとして有用な“敏捷性”“速度”“運”といったステータスを+10できる“盗賊座”を選んでおくことにした。敏捷性は弓の強さなどにも影響するのだ。
星座を選び終わると、皇帝一行と再び一緒に行動することになる。執拗に暗殺者たちが襲ってくるが、すべて衛兵が倒してくれるので安心だ。逆に一緒になって戦おうとしたら、間違って衛兵を斬りつけてしまい、暗殺者とともに「成敗」される危険があるので注意しよう。特に皇帝に斬りかかったときは、本人が許してくれてもお供が許してくれない場合がある。
さて、地下道で皇帝と二人っきりになった主人公。よくはわからないが“王者のアミュレット”が皇帝からいきなり手渡された。これをジェフリーという人に渡しに行かなければいけないという。「まったく、それくらい自分で行けよな」と思ったその時、主人公が見たものは!(次回へ続く)
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第1回
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