このページの本文へ

バッファロー、無線実効スループットが153Mbpsの無線LANルーターを発売

2007年06月29日 15時44分更新

文● 編集部 若林健太

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)バッファローは29日、6月の電波法改正で開放された40MHzの帯域幅(デュアルチャネル)に対応し、理論値最大300Mbpsで無線通信できるIEEE 802.11a/b/g/n(ドラフト1.0)準拠の無線LANブロードバンドルーター『WZR-AMPG300NH』を7月上旬に発売すると発表した。価格は3万1700円。IEEE 802.11nドラフト1.0での接続では無線LANの実効スループットは約153Mbps(同社測定値)に達するという。有線インターフェースは10/100/1000BASE-T Gigabit Ethernet(Auto MDI/MDI-X対応)×4を搭載する。有線実効スループットは約171Mbps(FTP)。


併せて、IEEE 802.11a/b/g/n(ドラフト1.0)対応無線LANカード『WLI-CB-AMG300N』と、両製品のセット『WZR-AMPG300NH/P』を発売する。価格はWLI-CB-AMG300Nが1万1500円、WZR-AMPG300NH/Pが4万200円。

WZR-AMPG300NH(左)とWLI-CB-AMG300N

WZR-AMPG300NH(左)とWLI-CB-AMG300N

WZR-AMPG300NHのセキュリティー機能は、WPA/WPA2、128bit/64bit WEP、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアドリスフィルタリングなどに対応。本体サイズは幅210×奥行き50×高さ175mm(スタンド、アンテナを含まず)、重量は約700g(スタンドを含む)。電源は付属ACアダプターを利用し、消費電力は最大19W。付属ソフトの対応OSはWindows Vista/XP/2000/Me/98 SE(付属ソフトのうち、クライアントマネージャはWindows Vista用とその他OS用の2種類を同梱する)。

WLI-CB-AMG300Nの本体サイズは幅54×奥行き123×高さ5mm、重量は約42g。対応OSはWindows Vista/XP/2000。

なお、WZR-AMPG300NH・WLI-CB-AMG300Nともに同社が過去に発売したIEEE 802.11nドラフト1.0準拠製品との互換性はないという(29日時点で、同社ではドラフト2.0準拠製品は発売していない)。また、他社のIEEE 802.11nドラフト準拠製品との互換性に関しては未検証としている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン