(株)バッファローは4日、パソコンを介さないでPSPやWiiなどのゲーム機を無線LANアクセスポイント“Wi-Fi Gamers”(ワイファイ・ゲーマーズ)『WCA-G』と、USB 2.0対応の外付けHD DVDドライブ『HDV-ROM2.4U2』を発売すると発表した。WCA-Gを8月上旬に、HDV-ROM2.4U2を今月中旬に発売する。価格はWCA-Gが8500円(税別)、HDV-ROM2.4U2が2万6400円(税別)。
WCA-Gは、“ニンテンドーDS”シリーズやPSP、PLAYSTATION3などのゲーム機を、パソコンを利用しないでインターネットに接続できる無線LANアクセスポイント。同社独自の設定簡素化方式“AOSS”を利用して、ゲーム機に設定されている“AOSSボタン”とWCA-Gに搭載されているボタンを押すだけで設定が行なえるのが特徴。ブロードバンドルーターなどからLANケーブル(ストレート)で接続して利用する。AOSS設定の進行状況や接続状況を確認できる小型の液晶パネル“あんしん小窓”を本体側面に搭載している。セキュリティー機能はWPA、128bit/64bit WEPに対応する。ゲーム機別の設定を掲載しているマニュアル『カラー設定ガイド』が付属している。
ポート数は1(AUTO-MDIX対応)。電源はACアダプター(100V)を利用する。消費電力は最大2.7W。本体サイズは幅20×奥行き100×高さ101mm、重量は約125g。
HDV-ROM2.4U2は、HD DVDを再生できるUSB 2.0接続の再生専用の外付けHD DVD-ROMドライブ。ドライブには(株)東芝製の『SD-H802A』を採用している。2チャンネルスピーカーからマルチスピーカーから再生されるようなサラウンド効果得られる“バーチャルサラウンド機能”を搭載している。
読み込み速度はHD DVDが2.4倍速、DVDが5倍速、CDが15倍速に対応している。インターフェースはUSB 2.0。電源は筐体内蔵のAC100Vを利用する。消費電力は最大25W。本体サイズは幅160×奥行き279×高さ55mm、重量は1.8kg。対応OSはWindows Vista/XP SP2。対応機種はPentiumD-3.2GHz以上(Core Duo T2500-2.0GHz以上推奨)のCPU、1GB以上のメモリーを搭載したPC/AT互換機。グラフィックスカードにNVIDIA Geforce 7600GT/7900GT 256MB以上、もしくはATI X1800/X1900 256MB以上を同社では強く推奨している。また、デジタル出力する場合はHDCPに対応したディスプレーとグラフィックスカードが必要。
IEEE 1394&USB 2.0対応の外付けHDDと
ノートパソコン用DDR2メモリーも発売
併せて同社は、実効転送速度を向上させた“TurboUSB”対応のIEEE 1394&USB 2.0接続を備えた外付けHDD“HD-HSIU2シリーズ”と、ノートパソコン用メインメモリー『DDR2 667MHz SDRAM 2枚組』を今月中旬に発売すると発表した。
HD-HSIU2シリーズは容量が250GB/320GB/500GB/750GBの4機種をラインナップする。価格は1万8900円(税別)から。
ノートパソコン用メインメモリーは、667MHzと533MHzの2枚組モデル(1GB(512MB×2)/2GB(1GB×2)/4GB(2GB×2))と、Mac OS用DDR2 667MHzの2枚組みモデル(2GB(1GB×2)/4GB(2GB×2)をラインナップする。価格は533MHzの2枚組モデルの1万600円(税別)から。