ディスプレー背面にチタン採用の814Tなど
814T
ディスプレー背面にチタン素材を採用した東芝製携帯電話機。国内の携帯電話でチタンを採用した初めての携帯電話機だという。最薄部12.9mm(最厚部約14mm)というスリムさとあわせ、高級感とスタイリッシュさを兼ね備えた印象を受ける。ディスプレーは2.4インチのTFT液晶パネルを採用し、画面はQVGA表示が可能。そのほか、S! FeliCaに対応する。発売は7月上旬以降。
812SH s
大きめの文字を表示する“でか文字メニュー”や構成がシンプルな“シンプルメニュー”などの設機能を搭載した、熟年層向けケータイ(シャープ製)。ディスプレーには2.4インチQVGA表示が可能な“モバイルASV液晶”パネルを採用。海外でもW-CDMAおよびGSM方式での通話ができる。発売は7月下旬以降。
X01Tとデザイン的に先を行く携帯電話ラインナップに大注目
今回の目玉はやはり『G900』こと『X01T』だろう。個人的にずいぶん以前から目をつけており、いつ発売されるかと待ちわびていた。今回の発表会でも注目度が高く、展示の場でも人だかりができていた。このため、ほとんど手に取る時間がなく、最低限の撮影しかできなかったことが残念でならない。今後触る機会を得られたなら、ぜひレビューしてみたい一台だ。
携帯電話機は全体的にスタイリッシュであり、22日午前に行なわれたKDDI(株)(au)の機種と見比べてもデザイン面では一世代先を行っているように思えた。「ケータイはデザインで選ぶ」という方にはかなり魅力的なラインナップではないだろうか。
ただ、機能面ではGPS搭載機が1機種、ワンセグ搭載機が3機種というのはやや寂しい気もする。またソフトバンクは国際ローミングに強い、というイメージがあるが、ワンセグ搭載機はどれも国内専用で、機能としてワンセグか国際ローミングかを選択する形となる。もっとも、ほかのキャリアーの携帯電話機でも、ワンセグ対応で国際ローミングできる機種というのはあまり聞いたことがないので、ソフトバンクだからない、という話でもないが。