22日に発表されたソフトバンクモバイル(株)の携帯電話機夏モデルは(関連記事)。いずれも“スタイル”をコンセプトにしており、どれもこれもスタイリッシュでかっこいいデザインとなっている。ここでは発表会後に行なわれた実機展示の模様をお伝えする(発表会の模様はこちらを参照)。
待ちに待った! Windows Mobile 6搭載スマートフォン登場
ソフトバンクモバイルは今回、OSに“Windows Mobile 6”を採用したスマートフォン2機種の投入を正式に発表した。現在のところ、同OSを採用する機種の国内投入を正式発表したのは同社だけである。
X01T
今年1月にドイツで開催された“CeBIT 2007”で展示されていた、(株)東芝製のスマートフォン『G900』がソフトバンクモバイル『X01T』として登場する(関連記事)。OSには“Windows Mobile 6 Professional Edition”を採用する。3インチWVGA(480×800ドット)表示のタッチパネルディスプレーを搭載し、無線LAN(IEEE 802.11b/g)、Bluetooth 2.0といった通信機能も搭載する。国内では下り最大3.6Mbpsの転送速度を実現する“3Gハイスピード”(HSDPA)に対応し、海外ではW-CDMAおよびGSM方式のスマートフォントして利用できる。発売は8月中旬以降。
X02HT
OSに“Windows Mobile 6 Standard Edition”を採用する、HTC Nippon(株)製のスマートフォン。前機種『X01HT』(関連記事)はスライド式の本体となっていたが、今回の新機種はストレートタイプとなっている。ディスプレーはQVGA(240×320ドット)表示で、タッチパネルではなく通常のTFT液晶パネルを採用。その代わり、右側面に“JOGGR”と呼ばれるタッチパッドを搭載しており、スクロール操作など指を滑らせることで行なえる。通信は、国内では“3Gハイスピード”に対応し、国外ではW-CDMA/GSMに対応。無線LAN(IEEE 802.11b/g)およびBluetooth 2.0の利用が可能となっている。7月下旬以降発売。