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日産“スカイライン”の歴代車を語ってみる

2007年04月25日 00時00分更新

文● 編集部 橋本 優/飯塚岳史

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 次に、“羊の皮を着た狼”をキャッチフレーズにした2代目スカイライン。

2代目

2代目スカイライン(1963~)。羊の皮を着た狼をうたい、レースでも活躍した

飯塚 『スカイライン GT』の登場を受けて、エンジンが“直4”(直列4気筒)から“直6”(直列6気筒)に変更された、初めてのスカイラインですね。1966年にプリンス自動車が日産自動車と合併したあとに登場したので、ここから“日産スカイライン”となりました。

 3代目は“愛のスカイライン”のコピーとともに一斉を風靡した。歴史に残る1台だ。

3代目

3代目スカイライン(1968年~)。ハコスカの愛称で親しまれている

飯塚 これはハコスカの愛称で知られる3代目のスカイラインですね。現代でも尊敬され、スカイラインの象徴ともいえる“GT-R”の元祖であり、旧式スカイラインでは一番の知名度を誇っています。GT-Rではない、ノーマルグレードのハコスカなら、たまーに走っているのを見かけますね。

 4代目は“ケンとメリーのスカイライン”がキャッチフレーズで、歴代で最もよく売れたスカイラインとなった。

4代目

4代目スカイライン(1972年~)。“ケンメリ”などと呼ばれる

飯塚 ケンとメリーのスカイライン。この言葉は若者でも知っている人は多いんじゃないですかね。そして車好きにはやはり“GT-R”。ケンメリGT-Rは197台しか販売されなかったこともあって、超ド級のレア車です。2ドアハードトップのキュッと締まったリアには現代でも萌える。そして80年代末に登場するR32 GT-RまでGT-Rの名前は封印されたわけです。

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