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旭山動物園とマイクロソフト、WPFを活用したウェブコンテンツ“Mother Earth”

2007年04月25日 11時57分更新

文● 編集部 小西利明

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旭川市旭山動物園と旭川ICT協議会(AICT)およびマイクロソフト(株)は25日、Windows Vistaに標準搭載されるグラフィックスサブシステム“WPF”(Windows Presentation Foundation)を活用して、動物の生態を多角的に表現するウェブコンテンツ“Mother Earth ~母なる地球”を共同で制作、本日から特設サイト(http://www.asahiyamazoo-aict.jp/)にて公開を開始すると発表した。対応OSはWindows Vistaと、“.NET Framework 3.0”を導入したWindows XP SP2。

WPFを利用して立体的な地球を描画する“Mother Earth”の画面

WPFを利用して立体的な地球を描画する“Mother Earth”の画面

Mother Earthは、旭山動物園で飼育・展示されている動物の生態や行動展示を、地球という視点から紹介するコンテンツ、としている。動物の体の特徴や、野生での生態などを図とテキストを組み合わせて分かりやすく紹介している。ウェブコンテンツの表示にはWPFを利用しており、立体的な地球の表現などを行なえるという。

動物の特徴や生態などを美しいグラフィックで表現する

動物の特徴や生態などを美しいグラフィックで表現する

コンテンツは旭山動物園の監修の元にマイクロソフトが企画・開発を行ない、今後の運用と拡張はAICTが行なう。

対応OSは前述のとおり。Windows XPの場合、事前にWindows Update等を利用して.NET Framework 3.0を導入しておく必要がある。そのほかの必要動作環境は、Windows Media Player 11または10、Internet Explorer 7または6。また推奨環境には、動作クロック周波数1GHz以上の32bitまたは64bitプロセッサー、1GB以上のメインメモリー、DirectX 9に対応し128MB以上のメモリー、ハードウェアによるピクセルシェーダー 2.0に対応するグラフィックス環境などが挙げられている。

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