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ウィンドウズ ケータイを毎年3倍に――マイクロソフト、Windows Mobile端末の1周年記念イベント

2006年12月19日 00時00分更新

文● アスキービジネス編集部

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マイクロソフトは、本日午後から20日まで、東京・丸の内オアゾで「ウィンドウズ ケータイ 1周年記念イベント」を開催中だ。同イベントの開幕に合わせ、19日午前にはプレス向けの説明会が開かれた。

来年には10機種へラインナップを強化

マイクロソフト 執行役常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利ユージン氏マイクロソフト 執行役常務 ビジネス&マーケティング担当 佐分利ユージン氏

 「ウィンドウズ ケータイ 1周年記念イベント」は、マイクロソフトの携帯電話向けOS「Windows Mobile」を搭載した端末の国内での出荷開始から1年を迎えたことを記念して行なわれたもの。

 開幕に先駆けて開かれたプレス向け説明会では、マイクロソフトの執行役常務ビジネス&マーケティング担当の佐分利ユージン氏が登壇。世界市場におけるコンバージ端末(いわゆるスマートフォン)の出荷台数が34.1%と高い成長を遂げている点を挙げ、「世界ではノキア、RIM(リサーチ・イン・モーション、BlackBerryで知られる)といった法人向けソリューションがすでに充実しているが、日本ではまだまだこれから。日本におけるスマートフォンの成長率はさらに高いものが見込める」と期待を込めた。

 Windows Mobileを搭載した端末の出荷は、海外では2002年から始まり、すでに50カ国で100種類以上の端末がラインナップされている。一方、日本では、昨年12月に発売されたウィルコムの「W-ZERO3」(シャープ製)に続き、NTTドコモが台湾HTC製の「hTc Z」を今年7月から、ソフトバンクモバイルが同じくHTC製の「X01HT」を10月から販売している。

 詳細は明らかにされなかったが、佐分利氏は現在の「3キャリア・5機種」から、来年は「3キャリア・10機種」へと増やす計画があることを公表。また、1月に一般向けの出荷が開始されるWindows Vistaでは、新たに「Windows Mobileデバイスセンター」が搭載され、PIMデータやドキュメントファイル、音楽・画像データの同期が容易になるとアピールする。

 「ビジネス向けの携帯電話ソリューションが日本では定着していなかったこともあり、世界に比べて3年の遅れをとったが、キャリア、パートナーとともに、Windowsケータイの出荷台数をこれから3年間、毎年3倍にしたい」と佐分利氏は意気込みを語った。

Windows ケータイのメリットは、“再現性”と“同期”

Windows Mobileのメリットを語るテックバイザージェイピーの栗原潔氏(右)とマイクロソフトの梅田成二氏
Windows Mobileのメリットを語るテックバイザージェイピーの栗原潔氏(右)とマイクロソフトの梅田成二氏

「これまでも他のスマートフォンを試してみたが、(Microsoft)Office文書の再現性には難があった」。

 同イベントでは、Windows Mobile端末のユーザー代表として、テックバイザージェイピーの代表取締役である栗原潔氏が登場し、Windows Mobile端末のメリットを語った。栗原氏は、冒頭のOffice文書の再現性に加えて、「Windowsマシンと自動的に同期できるメリットは大きい」と話す。同氏は米国のExchange Serverのホスティングサービスを利用し、社内のPCとメールやスケジュールを同期させて使っているという。聞き手を務めたマイクロソフトのモバイル&エンベデッドデバイス本部部長の梅田成二氏は、「国内でもウィルコムなどがExchangeのホスティングを開始した。また、Office Liveによるサービス提供も今後検討していきたい」とこれに補足した。

 最後に栗原氏は、「米国ではビジネス向けの端末の選択肢が多い。日本でももっと選べるようにしてほしい。また、端末だけでなく、それをサポートするサービス、ソリューションもそろえて欲しい」と要望を述べた。

 このほか、Windows Mobile端末を提供しているウィルコム、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルの代表者らが登壇し、Windowsケータイの1周年を祝った。

 同イベントは20日まで、丸の内オアゾの特設会場で開催中。会場では、実際にウィルコム、NTTドコモ、ソフトバンクモバイルのWindows Mobile端末に触れられるタッチ&トライのコーナーも設置されている。

会場では、ウィルコムの「W-ZERO3」「W-ZERO3[es]」、ドコモが販売する「hTc Z」、ソフトバンクの「X01HT」を実際に触れることができる
会場では、ウィルコムの「W-ZERO3」「W-ZERO3[es]」、ドコモが販売する「hTc Z」、ソフトバンクの「X01HT」を実際に触れることができる
■関連サイト
マイクロソフト
http://www.www.microsoft.com/japan/

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