スピーカーの不便をまるっと解消してくれるのか!?
Amazon Echo Show 実機レビュー = スマートスピーカーの未来形だっ!!
2018年12月19日 14時30分更新
Amazonは10.1インチの大型ディスプレイを搭載したスマートスピーカー「Echo Show」を12月12日に発売した。
同社は2.5インチの円形ディスプレイを採用したスマートスピーカー「Echo Spot」を7月26日より販売しているが、Echo Showはディスプレイ、スピーカーサイズを大型化した上位版という位置づけだ。
Echo ShowなどのEchoシリーズはAmazonオリジナルのスマートスピーカー。話しかけるだけで天気やニュースなどをチェックしたり、音楽を再生したり、家電を操作するなどの機能を利用できます。一般的なスマートスピーカーは基本的に音声だけでやり取りしますが、EchoShow、Echo Spotなどのディスプレイ搭載型は文字、静止画、動画などの情報も提供できるのが強みです。
機能てんこ盛りの最上位スマートスピーカー
温度センサー、AUX端子は省略
Echo Showに搭載されているディスプレイは10.1インチで、解像度は1280×800ドット。同じく10.1インチディスプレイを搭載する「Fire HD 10タブレット」の解像度は1920×1080ドットだが、据え置き型のスマートスピーカーにフルHDはオーバースペックと判断したようだ。
本体サイズは246×174×107 mm。重量は1755gと重め。バッテリーは内蔵されていないので、Echo Showの重量は2.0インチ×2、パッシブラジエーター付きのスピーカーシステムがその多くを占めていると思われる。
プロセッサーはタブレット端末で使われている「Intel Atom x5-Z8350」(4コア4スレッド、1.44~1.92GHz)を採用。メモリ、ストレージ容量は公開されていない。
3240円からスタートするAmazonのスマートスピーカーのなかで最も高額な2万7980円という価格が設定されており、機能的にも最上位という位置づけだ。「デバイスを探して」と話しかけるだけでスマート家電をセットアップしてくれる簡単機能も搭載されている。ただしディスプレイ非搭載型で最上位の「New Echo Plus」に搭載されている温度センサーと「AUX端子」は省かれている。温度センサーはスマートスピーカー用周辺機器で補えるが、外部スピーカーに有線接続したいのならEcho Showは選択肢から外れることになる。
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