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思った以上にいいことだらけ! 録音できるAIリング「Vocci」に可能性を感じた!

2026年10月20日 09時00分更新

文● ASCII

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AIが付くだけで、違う何かに変わりつつある

 最近なんでも「AI」ですが、アプリやインターネットによってデジタルガジェットが大きく変貌を遂げたように、AIとの連携がデジタルデバイスの立ち位置を大きく変えるのを「いま目の当たりにしている」とも感じています。

 個人的に注目のカテゴリーが「ボイスレコーダー」です。

 AIによって、「速く正確な文字起こし」が可能となったのは言うまでもありませんが、入力デバイスとしての活用の幅が大きく広がり、ライフログを取り、記録の先にある思考や行動をサポートする生産性向上のデバイスとして大きく進化している途上にあると思うからです。

 メールやチャットツールはコミュニケーションを取るためのツールですが、やりとりの履歴を残し、後から振り返るアーカイブツールとしても機能します。スマホのカメラやスクショも同様で、思い出の写真をきれいに残すだけでなく、手軽にメモを取るためのツールとして日常的に使われるようになりました。

 これと同じことが「ボイスレコーダー」にも起きている。そんなふうに感じているのです。

過去の固定(録音)ではなく、未来の可能性(インサイト)を広げる

 とはいえ、なかなか実感がわかない読者のほうが多いかもしれません。

 その価値は使ってみれば明白ですが、発想の転換が少し必要です。そのため、良さが伝わりにくく、腹落ちする説明もなかなかしにくい面があります。私自身の捉え方を最初に書いておきましょう。

 これまでのボイスレコーダーは録音機。つまり「音声を残す」だけのデバイスでした。

 しかし、自動で文字起こしが進み、そのテキストがクラウドに集約され、AIによって再活用ができるようになるということは、新しい価値を生みます。「情報を整理する時間を圧縮」し、「埋もれがちな重要ポイント」を掘り起こす。そして、「次に何をすべきか」を提案する。そんなパートナーやコーチに近い存在になってきました。

 今までのボイスレコーダーができたのは「過去を固定する」ことでしたが、これからは「記録の先を生み出す」ものになります。つまり、得た「情報をどう利用するか」の比重が高まります。。

Vocciのリング

 こういった背景がある中、注目すべき録音デバイスが登場しました。

 Gyges Labsが開発した指輪型(リング型)のデバイス「Vocci」(ヴォッチ)です。筆者は取材や打ち合わせが多く、日々情報の整理に追われる毎日を過ごしていますが、そんな日常を変えてくれる可能性をこのデバイスに感じました。

届いたサンプルは立派な梱包に納めらていました。

 この記事では、(1)Vocciがどのような製品なのか、(2)どのように使うものなのか、(3)使ってみた素直な感想はどうか、(4)使用時に気をつけるべきポイントは何かなどを詳しくまとめたいと思います。

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