「学生フォーミュラ日本大会2026」で総合3位の快挙!
熱意のこもったメールがきっかけに。九州工業大学の学生フォーミュラチーム「KIT-FORMULA」を陰ながら支えたサイコムの高性能PC
2026年10月20日 10時00分更新
公益社団法人自動車技術会が主催している「学生フォーミュラ日本大会」は、小型のレーシングカーを製作して走行するという大会だ。これだけ聞くと、「学生チームがマシンで走行し、順位を競う大会かな」と思ってしまうのだが、実はそうではない。この大会のおもしろいところは、走行性能を争うだけではなく、それに関わるプロセスすべてが競われることにある。
これはマシン製作に必要な技術の獲得を大会の目的としているためだ。この技術には、車両生産に必要な加工技術はもちろん、仕様やパーツ選定といったコストに関わる技術、車両販売を想定したプレゼンテーションの技術、加工性や組み立て性なども含めた設計技術まで含まれている。つまり、走る車両ができたら完成……ではなく、実際の企業活動で行われるような、「総合力」が求められるのだ。
1981年から米国で始まったフォーミュラSAEと同様の趣旨で、日本でも2003年より「全日本学生フォーミュラ大会」を開催。現在は「学生フォーミュラ日本大会」と名称を変更し、毎年開催されている。今年8月の「第24回 学生フォーミュラ日本大会2026」では、98チームが参加を申請。最終的にICV(ガソリン自動車)クラス54チーム、EV(電気自動車)クラス23チームの、合計77チームが参戦する大会となった。
この大会のICVクラスへと参戦したチームの1つが、九州工業大学の学生フォーミュラチーム「KIT-FORMULA」だ。
KIT-FORMULAは2004年に設立され、2005年の大会から参戦。2011年に総合9位で初のトップ10入りを果たし、2015年には総合8位と過去最高の成績を記録した。この記録を塗り替える総合7位以内を目標にしていたものの、ここ最近は2023年に総合12位、2024年に総合9位、2025年に総合10位と、あと一歩届かない状況が続いていた。
しかし、今年の大会では総合3位。目標にしていた総合7位どころか、トップ3入りという快挙を成し遂げたのだ。
チームの歴代記録を大幅に更新し、総合3位に(学生フォーミュラ公式サイトより引用)
この好成績をどうやって実現したのか、どんな挑戦をしたのかという詳しい話を、エアロ班リーダーであり、広報班や会計班も兼任する岡友麻さんにうかがった。
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