東日本・おすすめ5選旅 第7回

鳴子峡だけじゃない!秋に観たい大崎市の絶景5選

文●つなぐ旅~東日本~編集部

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 秋の旅といえば、そろそろ温泉が恋しくなる季節。でも、宮城県大崎市にある鳴子温泉へ足を向けるなら、ただ温泉に浸かるだけで帰るのは、ちょっともったいないかも知れません。

 鳴子温泉・岩出山エリアには、色づく秋の季節にこそ見ておきたい景色が、思いのほかたくさんあります。迫力で圧倒されるもの、色の変化に見入ってしまうもの、歴史の気配が漂うもの。どれから巡るか迷う5箇所の絶景を、順にご案内します!

この記事は、東日本連携都市観光サイト「つなぐ旅-東日本- ひがしにほんトラベルガイド」に掲載された記事を再編集したものです。

深さ100mの峡谷が秋色に染まる鳴子温泉郷の名勝「鳴子峡」

 鳴子温泉・岩出山エリアの秋景色で、まず訪れたいのが「鳴子峡」です。大谷川が刻んだ深さ約100mの大峡谷で、例年10月下旬から11月中旬にかけて、赤や黄色の紅葉が岩肌を彩ります。鳴子峡レストハウス付近の見晴台からは、渓谷を渡る大深沢橋と紅葉を一望できます。また、鳴子峡には鳴子峡遊歩道と大深沢遊歩道の2つの遊歩道があり、谷を吹き抜ける風や清流の音をBGMに、それぞれ趣の違う秋の散策を楽しめます。


鳴子峡
住所:宮城県大崎市鳴子温泉星沼地内
見頃:例年10月下旬~11月中旬
遊歩道開放期間:2026年4月28日~11月下旬 ※気象状況により閉鎖の場合あり
遊歩道開放時間:9:00~16:00
料金:見学無料
問い合わせ:0229-83-3441(鳴子温泉郷観光案内所)
公式サイト:https://www.city.osaki.miyagi.jp/kanko/sizen/4/6032.html

湖面を囲む紅葉と巨大アーチが映える「鳴子ダム」

 鳴子峡とあわせて訪れたい秋の絶景が、江合川上流に造られた「鳴子ダム」です。国内で初めて日本人技術者のみの手で完成したアーチ式コンクリートダムとして知られ、巨大な堤体と山あいの風景が迫力ある景観をつくります。秋にはダム湖周辺の木々が赤や黄色に色づき、湖面に紅葉が映り込む眺めも見どころ。例年4月には越流部から水がすだれのように流れ落ちる「すだれ放流」も行われ、季節ごとに異なる表情を楽しめます。


鳴子ダム
住所:宮城県大崎市鳴子温泉岩渕2-8
見頃:例年10月下旬~11月上旬
料金:見学無料
問い合わせ:0229-82-2341(国土交通省 東北地方整備局 鳴子ダム管理所)
公式サイト:https://www.thr.mlit.go.jp/naruko/

空と光で色を変える、神秘のカルデラ湖 「潟沼」

 鳴子温泉街の裏手にある「潟沼」は、承和4年(837年)の大噴火でできたと伝わるカルデラ湖です。強い酸性の湖として知られ、天気や光の当たり方によって、湖面がエメラルドグリーンやブルーに見えることもあります。秋には湖畔の木々が色づき、鮮やかな湖面と紅葉のコントラストが見どころに。周囲は約1.3kmほどなので、のんびり散策しながら眺めるのにもぴったりです。ボートに乗れば、水面から山々の秋色を楽しめます。


潟沼
住所:宮城県大崎市鳴子温泉字湯元69
見頃:例年10月下旬~11月上旬
営業時間:9:00~15:00 ※土・日曜は16:00頃まで(潟沼レストハウスの営業時間)
料金:見学無料 ※ボート利用は別途
問い合わせ:0229-83-3441(鳴子温泉郷観光案内所)
公式サイト:https://www.welcome-naruko.jp/information/酸性のカルデラ湖「潟沼」

池に映る紅葉まで美しい、岩出山伊達家ゆかりの庭園 「旧有備館および庭園」

「おおさき観光写真コンテスト」入賞作品

「おおさき観光写真コンテスト」入賞作品

 岩出山エリアでしっとりと秋を味わうなら、「旧有備館および庭園」へ。伊達政宗が仙台に移る前に青年期を過ごした岩出山にあり、江戸時代には岩出山伊達家の隠居所、別荘として造られ、その後学問所として使われた場所です。茅葺きの建物と、池を中心に造られた廻遊式池泉庭園が残り、国の史跡・名勝にも指定されています。秋には庭園の木々が色づき、水面に映る建物と紅葉が静かな絶景に。鳴子峡や潟沼のダイナミックな景色とは違う、城下町らしい落ち着いた秋に出会えます。


旧有備館および庭園
住所:宮城県大崎市岩出山字上川原町6
営業時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜 ※祝日の場合は翌日、12月29日~1月3日
料金:大人400円、高校生300円、小・中学生200円
問い合わせ:0229-72-1344
公式サイト:https://yubikan.jp/top.html

湯けむりと紅葉が立ちのぼるワイルドな絶景「地獄谷遊歩道」

「おおさき観光写真コンテスト」入賞作品

写真提供:宮城県観光戦略課

 鳴子温泉郷・鬼首温泉エリアにある「地獄谷遊歩道」は、吹上沢沿いに続く散策路です。沢の両岸では、温泉が音を立てて湧き出し、白い湯けむりが木々の間を漂います。秋には周囲の山肌が色づき、紅葉と噴気が重なる独特の景色に。鳴子峡のような大パノラマとはまた違い、足元から大地の熱を感じるような迫力があります。現在は一部区間で通行が再開されていますが、天候や点検により状況が変わる場合があるため、事前確認をして訪れるのがおすすめです。


地獄谷遊歩道
住所:宮城県大崎市鳴子温泉鬼首吹上地内
見頃:例年10月下旬~11月上旬
料金:見学無料
アクセス:JR「鳴子温泉」駅から車で約20分/大崎市営バス「かんけつ泉前」下車、徒歩約10分
備考:2026年9月11日から一部区間の通行を再開。一部通行止め区間あり。訪問前に最新情報を確認
問い合わせ:0229-83-3441(鳴子温泉郷観光案内所)
公式サイト:https://www.city.osaki.miyagi.jp/shisei/soshikikarasagasu/narukosogoushisho/chiikishinkoka/5/4/3360.html

 温泉を目当てに出かけても、気づけば紅葉の景色に夢中になれるのが大崎の旅。鳴子峡の迫力ある眺めや、潟沼の不思議な湖の色、岩出山の静かな庭園など、秋の旅をひとつ格上げしてくれる場所がそろっています。秋の鳴子温泉に行くなら、タオルだけじゃなく、ぜひ、カメラを抱えてお出かけを。

※記事内の価格はすべて2026年9月時点の税込価格です。販売価格は予告なく変更される場合があります。
※イラスト GPT Images2

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