エレコムは、8月19日から8月22日にかけて実施した「アウトドアギアの防災利用調査」の結果を公表した。調査では、防災グッズを購入した人の44%が購入後に一度も、または一度しか確認していない実態が浮かび上がった。あわせて、同社が展開するアウトドアブランド「NESTOUT(ネストアウト)」シリーズを、防災対策の選択肢として活用する提案も打ち出した。
NESTOUTは、国内メーカーのエレコムが展開するアウトドアブランドで、ポータブル電源やモバイルバッテリー、LEDランタンなどを中心に構成される。販売はエレコムダイレクトショップ本店、エレコムダイレクトショップ楽天店、Amazon販売ページで行われている。製品一覧はエレコム公式サイトのNESTOUTカテゴリページで確認できる。
調査対象は、モバイルバッテリーやポータブル電源、LEDランタンなどのアウトドア用品を保有する20歳以上の男女873名だ。防災グッズの購入経験は76%に達した一方、購入後の確認については「一度も確認していない」が28%、「一度だけ確認した」が16%で、合計44%が実質的に“買っただけ”の状態だった。災害への備えが重要視される中でも、購入後の定期点検が定着していない現状が見て取れる。
確認や点検が続かない理由としては、「使う機会がないので後回しになる」が36.8%で最多となり、「点検・管理が面倒」が27.7%、「どこに保管したか忘れる」が23.4%と続いた。防災用品は備えて終わりではなく、保管場所の把握や使用期限の確認など、日常的な管理が欠かせない。そこで、普段から使うアウトドア用品を防災に組み込むことで、結果的に点検のきっかけを増やす考え方が注目される。
さらに、アウトドア用品をキャンプや車中泊、アウトドアレジャーで月に数回以上使う人では、防災グッズを定期的に点検・使用している割合が76.1%に達した。電気や水道が制限された環境を体験できるアウトドアは、非常時を想定した練習の場にもなる。
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