Anthropicが9月1日、新たなAIモデル「Claude Fable 5.1」「Claude Mythos 5.1」を発表した。これまで同様、Fable 5.1は一般提供を開始し、Mythos 5.1はサイバーセキュリティや生命科学の認証済み組織に限定して提供する。
Fable 5.1は、コーディングや知識労働、長時間にわたるエージェント処理を強化したもの。Anthropicの評価では、科学研究を自律的に進める「Terminal-Bench-Science 0.1」で52.6%を記録し、Fable 5の24.7%から倍以上に向上した。コーディング評価「Terminal-Bench 4.0」でも55.8%となり、同社のOpus 5やOpenAIのGPT-5.6 Solを上回った。
一方、第三者評価機関であるArtificial Analysisの「Intelligence Index」では、高負荷設定のFable 5.1が66、GPT-5.6 Solが61となった。ただし、中程度の条件ではGPT-5.6 Solの方が料金が安く、出力速度も速い。
価格面では、通常の入力が100万トークン当たり10ドル、出力が50ドルで据え置いた一方、処理済みデータを再利用するキャッシュ読み取りを1ドルから0.25ドルへ75%値下げした。Anthropicは、一般的な処理でFable 5より約25%、長時間動くエージェント用途では最大約45%安くなるとしている。
Mythos 5.1は、Fable 5.1と基礎となるモデルは同じだが、安全制限を一部緩和した研究者向けモデル。特にサイバーセキュリティと生命科学で高度な作業を可能にするため、現時点では審査を通過した組織だけが利用できる。
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