インテル® Core™ Ultra シリーズ 3 プロセッサー搭載の「ASUS Zenbook S14 UX5406AA」をレビュー
圧巻の映像美とワットパフォーマンスを両立する、ASUSの新世代プレミアムノートPC
ベンチマークでパフォーマンスを検証
ASUS Zenbook S14 UX5406AAの外観や機能面を確認したところで、次はベンチマークで実際のパフォーマンスをチェックしてみよう。
本機がCPUに採用しているインテル® Core™ Ultra 9 386Hプロセッサーは、ノートPC向けのインテル® Core™ Ultra シリーズ 3プロセッサーでもハイエンドクラスのモデルだ。最大50TOPSのNPUを搭載しており、AIを活用するのにも優秀なスペックと言える。マイクロソフトの定める「Copilot+ PC」の要件も満たしている。Microsoft 365 Personalの2年ライセンスが付属しているため、アプリと連携したAI機能を使用することも可能だ。
メモリーは32GB、SSDは1TBのものを搭載する。近年はメモリーやSSDの価格高騰によって、PCの価格を抑えるためにメモリー・ストレージの容量は妥協した製品も増えているが、本製品はプレミアムノートPCということで価格よりパフォーマンスを優先した構成だ。そのほか、主なスペックは以下の通り。
主なスペック
CPU: インテル® Core™ Ultra 9 386Hプロセッサー(16コア、最大4.9GHz)
GPU: Intel Graphics(CPU内蔵)
メモリー: 32GB LPDDR5X
ストレージ: 1TB SSD(PCIe Gen 4)
ディスプレー: 14型 OLED(2880×1800ドット、光沢)、タッチパネル付き
無線接続: Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0
OS: Windows 11 Home 64bit
サイズ: 幅310.3mm×奥行き214.7mm×高さ12.9mm (最薄部11.9mm)
重さ: 約1.20kg
はじめに、CPUのパフォーマンスを計測する「CINEBENCH」でスコアーを計ってみた。今回は「CINEBENCH 2026」と「CINEBENCH 2024」で計測している。まずはデフォルトの設定で、Windowsの電源モードは「バランス」で計測している。
マルチコア/スレッドのテストは、論理コア数の多い方が有利だ。インテル® Core™ Ultra(シリーズ 2)プロセッサー以降ではハイパースレッディングが廃止され、論理コアの数は減少しているため、コア数重視のCPUと比べるとスコアー勝負では一歩譲りがちだ。
とはいえ、インテル® Core™ Ultra 9 386Hプロセッサーも物理コアが16コアあるので、複数コアのマルチタスク性能も悪くない。
なお、インテル® Core™ Ultra 9 386Hプロセッサーはベースパワーが25Wだが、最大80Wのターボパワーに対応しており、PCの電力・冷却設計によってスコアーの幅が広い。
本機はモバイルPCということで、ワットパフォーマンスを重視した設計になっているが、試しに「MyASUS」アプリでファンモードの設定を「パフォーマンスモード」にしてスコアーを計測してみた。
MyASUSの設定で、スコアーは飛躍的に向上する。CPUのパフォーマンスを最大限に生かしたいなら、こちらの設定にする手もある。
しかし、ファンのパフォーマンスを最大に設定するため、ファンの駆動音もかなり大きめになる。外出先で使用することを想定した場合、この騒音はやや気になるところだ。また、パフォーマンスを引き上げるので当然バッテリーの持ちも悪くなってしまう。
一般的な用途であれば、デフォルト設定でもCPUのパフォーマンス不足を感じる場面はあまりないだろう。普段使いやオフィスアプリを使うくらいなら、デフォルトのほうがオススメだ。
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