インテル® Core™ Ultra シリーズ 3 プロセッサー搭載の「ASUS Zenbook S14 UX5406AA」をレビュー
圧巻の映像美とワットパフォーマンスを両立する、ASUSの新世代プレミアムノートPC
圧倒的な映像表現力とバッテリー持ち
外観から、見た目や携帯性にこだわった上質なモバイルノートPCという印象はしっかりと伝わったが、本機において特筆したいのがディスプレーとバッテリーだ。
ASUS Zenbook S14 UX5406AAのディスプレーは、解像度2880×1800ドットの有機ELパネルを採用した「ASUS Lumina OLED」だ。近年増えているWQHD(2560×1440ドット)よりもさらに高解像度になっており、細かい文字や画像の細部までつぶれることなく鮮明に表示できる。
また、Pantone認証を取得しており、色深度は約10億7000万色で、DCI-P3カバー率は100%を誇る。バックライトを必要としない有機ELはより完全に近い黒を表現できるため、コントラスト比は100万:1と液晶パネルに比べて圧倒的な高さだ。これにより、メリハリの利いた映像を表示できる。
ピーク輝度は1100nitsと高く、加えて低輝度でもDCI-P3カバー率100%を保てるため、明るい環境でも暗い環境でも鮮やかな映像を表示可能だ。「DisplayHDR True Black 1000」に対応しているため、HDRコンテンツで白とびしたり黒つぶれしたりといったことが起きにくく、明暗差のある映像もしっかり楽しめる。
リフレッシュレートは最大120Hz、応答速度は0.2msとなる。これらはゲーム用途以外ではあまり意味がないように思われるが、画面のスクロールやマウスカーソルの動きなども滑らかに表示でき、日常的な使用感も向上させてくれる。
ブルーライトの低減機能やフリッカフリーにも対応するので、長時間のPC作業をする際にも目の負担を軽減してくれる設計だ。
「Dolby Vision」および「Dolby Atmos」もサポートしており、映画などを視聴するのにも適している。ノートPCとしては珍しく、スピーカーを4基内蔵しているため、PC単体でも比較的高品質なサウンドを楽しめるのが嬉しい。
なお、ディスプレーの表面加工はグレア(光沢)仕様だ。画面がより鮮明に見える一方で、角度によってはライトなどの映り込みが気になる場合もあるというのは留意しておきたい。
一方のバッテリーについて、本機は77Whと大容量なものを搭載しており、公称バッテリー駆動時間は最大で27時間にも及ぶとのこと。急速充電にも対応しており、約49分の充電で60%の充電が可能だという。
インテル最新のCPUであるインテル® Core™ Ultra シリーズ 3 プロセッサーは、電力効率が前世代から最大60%向上したと言われており、省電力性の高さに定評がある。そうした点も相まってか、バッテリー持ちはかなりのものになっている。
付属の電源アダプターはUSB Type-Cケーブルを接続する汎用的なタイプで、持ち運びも十分可能なサイズだが、万が一アダプターを忘れても1日仕事をするくらいは十分持ちそうだ。
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