ZEFT R65YCをレビュー【後編】
Noctuaファン山盛りの9800X3D&RTX 5070 Ti搭載静音ゲーミングPCを検証、Forza Horizon 6の最高画質でも30dB台で快適プレイ
2026年08月30日 11時00分更新
パソコンショップSEVENの「ZEFT R65YC」は、NoctuaとAntecのコラボPCケース「Flux Pro Noctua Edition」を採用したゲーミングPCだ。Noctua製ファンの静音性や、ゲームで頼りになるスペックも魅力の1台となっている。
前回は外観・内部を中心に紹介したが、後編となる本稿ではパフォーマンスを検証する。定番のベンチマークテストはもちろん、静音性や実際のゲームにおける性能もチェックする。
| ZEFT R65YCの主なスペック(標準構成) | |
|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 9800X3D」(8コア/16スレッド、最大5.2GHz) |
| CPUクーラー | Noctua「NH-U12A」(空冷、120mmファン×2、サイドフロー) |
| マザーボード | GIGABYTE「B850 AORUS ELITE WIFI7」(AMD B850、ATX) |
| メモリー | 32GB(32GB×1)、DDR5-5600 |
| ストレージ | Sandisk「WD_Black SN7100 NVMe WDS100T4X0E」 (1TB M.2 SSD、PCIe 4.0) |
| ビデオカード | GeForce RTX 5070 Ti、16GB GDDR7 |
| 通信規格 | 有線LAN(2.5GbE)、無線LAN(Wi-Fi 7)、Bluetooth 5.4 |
| PCケース | Antec「Flux Pro Noctua Edition」(E-ATX、フルタワー) |
| 電源ユニット | Cooler Master「Elite Gold 850」(850W、80 PLUS GOLD) |
| OS | Microsoft「Windows 11 Home」 |
| サイズ | 245(W)×530(D)×545(H)mm |
| 直販価格 (税込み) |
75万8780円 |
メモリーは1枚挿しだけどCPU性能に影響は?
まずはCPU性能を測る「CINEBENCH 2026」で検証した。試用機のCPUは「Ryzen 7 9800X3D」(8コア/16スレッド、最大5.2GHz)。「ゲーミング最強CPU」として高い評価を得た人気モデルだ。テストは「Multiple Threads」「Single Core」「Single Thread」を試した。
結果は、Multiple Threadsが4509pts、Single Coreが680pts、Single Threadが496pts。加藤勝明氏のレビュー記事と比較すると低めだが、これは標準構成のメモリーがシングルチャンネル(32GB×1)であることが主な要因だろう。
一方で、前モデルの「Ryzen 7 7800X3D」の結果と比べると、Multiple Threadsは約4.6%、Single Coreは約19%、Single Threadは約12%向上している。シングルチャンネル構成ではあるが、前世代は順当に超えてくれた。
とはいえ、インテルのCore Ultra 200Sおよび200S Plusプロセッサーと比べると、物理コア数が少ないのでどうしても見劣りする。本機はゲームをするだけなら高性能が期待できるが、複数のアプリをマルチタスクで動かす“ながらゲーミング”には不向きかもしれない。
マルチタスクな環境でもガンガン活用したい方は、BTOメニューからCPUを物理コアの多い「Ryzen 9」にアップグレードすることをオススメしたい。メモリーをデュアルチャンネルにして性能を底上げするよりも効果的だ。
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