ZEFT R65YCをレビュー【後編】
Noctuaファン山盛りの9800X3D&RTX 5070 Ti搭載静音ゲーミングPCを検証、Forza Horizon 6の最高画質でも30dB台で快適プレイ
2026年08月30日 11時00分更新
静音PCだけど本当に静か?ちゃんと冷える?
ZEFT R65YCは静音PCに部類するモデルだ。そこで、CINEBENCH 2026のMultiple Threadsテスト中、騒音計でファンの回転音を約30cm離れた位置から測定してみた。部屋の暗騒音(環境音)は32.9dBのところ、テスト中の平均は47.4dBだった。
一般的に40dBは「図書館」、50dBが「静かな事務所」と同等とされている。高負荷なテストのため、暗騒音やアイドル時(34dB)よりは大きくなるが、筆者としては許容範囲であると感じた。「ファンの回転音がはっきり聞こえるけど、それが気になって作業に支障が出るほどうるさくはない」という感じだ。
「静か=ファンの回転数が低い=冷却力が下がる」という不安もある。そこで、モニタリングツール「HWiNFO 64 Pro」を使い、CINEBENCH 2026のMultiple Threadsテスト実行中のCPU温度を計測した。
CPU温度(Tctl/Tdie)の平均は72.7度。最大でも79.5度で、サーマルスロットリングは一度も発生しなかった。Noctuaの空冷クーラーらしく、静かにしっかり冷やしてくれていた。
GeForce RTX 4080よりも強いGPU性能
続いては、ゲームプレイに欠かせないGPU性能を測るため、定番ベンチマークソフト「3DMark」を実行した。
前世代のハイエンドモデル、GeForce RTX 4080を大きく上回る性能で、WQHDはもちろん、4Kゲーミングも視野に入れていいレベルだ。Ryzen 7 9800X3Dとの相性も良く、長期間第一線で活躍できるゲーミング性能だろう。
ストレージは高速でゲームの起動やロードが快適
ZEFT R65YCのストレージは、Sandiskの1TB M.2 SSD「WD_Black SN7100 NVMe WDS100T4X0E」。ストレージの速度はゲームの起動時間やロード時間に直結する。そこで、定番ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 9.0.3」で測定してみた。
シーケンシャルリードは約7212MB/s、シーケンシャルライトは約6184MB/sと、PCIe 4.0接続SSDの中では高速だった。実際、ゲームの起動やロードではもたつくことなく、スムーズに遊べて快適だった。
Forza Horizon 6は快適かつ静かに遊べる?
最後に、「Forza Horizon 6」を使ってZEFT R65YCのゲームパフォーマンスを検証した。本作は日本を舞台にしたオープンワールドレースゲームで、美麗なグラフィックが特徴だ。できるだけ最高設定で遊びたいところだが、本機の実力はいかほどなのか?
解像度はGeForce RTX 5070 Tiのターゲットである「2560×1440ドット(WQHD)」に設定。V-Sync(垂直同期)を「オフ」、フレームレートを「上限なし(可変)」にした状態で、ゲーム内ベンチマークで検証する。まずは、アップスケールもマルチフレーム生成も無効にした状態(ネイティブレンダリング)で試してみた。
プリセットを「エクストリーム」、アンチエイリアスを「TAA」、レイトレーシング反射品質を「オフ」にしたところ、121fpsを記録。どの場面でも3ケタ台を維持し、挙動は快適そのものだった。
では、最高画質プリセットの「Extreme+RT」に変更するとどうなるのか。レイトレーシングが適用されるため、結果は70fpsまで落ちてしまった。しかし、どの場面でも60fpsを超えており、十分遊べるレベルではある。
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