●現地で借りる時代へ ChargeSPOTという新しい選択肢
ちなみに国内でもお馴染みのモバイルバッテリーシェアリング(レンタル)サービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」は、台湾、香港、タイ、シンガポールなど海外エリアへの展開を拡大していて、日本で使っている普段のアプリがそのまま現地でも利用可能。
飛行機に乗る際は、機内への持ち込みを必要最小限に抑え、現地で充電が足りなくなったら街中のスタンドでサクッとレンタルする。これなら保安検査場で没収されるリスクも減り、機内持ち込みの重量制限対策としても有効です。海外旅行の際は、出国前にレンタルアプリの設定や支払い方法の登録を済ませておきましょう。
●値下げで申請殺到 パスポートは早めが鉄則
最後に、この1年での大きな変更が「パスポート」です。新型へのリニューアルに加え、18歳以上の10年用パスポートの場合、オンライン申請ならこれまでの1万5900円から「8900円」へと、なんと7000円も安くなっています(窓口申請は9,300円)。さらに18歳未満の5年用パスポートもオンラインで一律4400円となり、家族旅行を計画する層にとっては非常にありがたい改定となりました。
しかし、この「大幅値下げ」を待っていた人々の申請が一気に殺到したことで、現在、各地のパスポートセンターがパンク状態になっています。これまでなら1週間程度で受け取れたものが、現在は受取までに約1ヶ月かかるケースも珍しくありません。
マイナポータルを通じたオンラインでの新規・更新申請が定着し、窓口へ行くのは受け取り時の1回のみ。クレジットカードによる手数料のオンライン納付も可能になるなど、申請自体はとても便利になりました。しかし、手元に届くまでの「待ち時間」はかつてないほど長くなっています。これからパスポートを取得・更新する方は、「安くなった」メリットを最大限に活かしつつも、とにかく早めの準備を心がけましょう。
●旅行前のチェックで”損しない旅”になる
クレカ手数料の高騰に対抗するWiseのiPhone対応によって現地での支払いが快適・安全・お得になる一方で、手荷物サイズやモバイルバッテリーの取り扱いなど、機内の安全に関するルールはより一層厳格になっています。また、パスポートの発行遅延など、事前のスケジュール管理も今まで以上に重要です。
今回紹介したポイントをしっかり押さえて、2026年の夏も安全で快適な素晴らしい旅を楽しんでください!
この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)
世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。
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