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Silent Master Noctua Edition X870Aをレビュー

ファンが12基もあるのにほとんどの活用シーンで35dB以下、サイコムのNoctua尽くし静音ゲーミングPCがすごすぎた

2026年08月05日 10時00分更新

文● 宮里圭介 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社サイコム

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コラボPCケースのファンはすべてNoctua製

 Silent Master Noctua Edition X870Aの最大の特徴は、AntecとNoctuaのコラボレーションによるPCケース、「Flux Pro Noctua Edition」を採用していることだろう。6基のPCケースファンを搭載する「FLUX Pro」をベースに、ファンをすべてNoctua製に交換。さらに、カラーリングもNoctuaを意識したブラウンに変更している。

Silent Master Noctua Edition X870A

前面の木材フレームにはコラボの証となる「Antec×noctua」のロゴが刻まれている

 吸気ファンは、前面に140mmの「NF-A14x25 G2 PWM」を3基、底面に120mmの「NF-A12x25 G2 PWM」を2基装備。そして、排気ファンは背面に140mmの「NF-A14x25 G2 PWM」を1基備えている。

Silent Master Noctua Edition X870A

前面中央のファンは100rpm低く設定されており、共振が起こりにくくなっている

Silent Master Noctua Edition X870A

ゲームなどビデオカードの発熱が多くなるシーンでも、底面から冷たい外気を送り込める

Silent Master Noctua Edition X870A

排気ファンも140mmと大型。PCケース内の熱をしっかり排出してくれる

 前面と背面のファンは、一般的なPCケースファンのサイズ(120mm)より大きな140mm。低回転でもしっかりと吸排気できる。また、電源ユニットの斜め上にある吸気ファンは、発熱しやすいビデオカードをしっかりと冷やしてくれる。そのため、ビデオカードの動作音も上がりづらい。

ビデオカードや水冷クーラーにもNoctuaファン!

 ちなみに、試用機のビデオカードは、サイコム独自の静音ビデオカード「Silent Master Graphics RTX 5070Ti 16GB」だった。これは、ベースとなるビデオカードに長尾製作所のオリジナルファンカバーと、Noctuaの120mmファン「NF-A12x25 PWM」×2を採用したものだ。

Silent Master Noctua Edition X870A

サイコム独自の静音ビデオカードにも、冷却力と静穏性のバランスに定評があるNoctuaのファンを採用している

 なお、天面には水冷クーラーの360mmラジエーターを設置し、そのファンでPC内部の熱気を上方に排気している。その水冷クーラーは、Noctuaでは初の水冷モデルとなる「NL-LC1-36」を採用。Asetek社の「Emma V2」をベースに開発されたもので、Noctuaの120mmファン「NF-A12x25 G2 PWM」を3基搭載する。

Silent Master Noctua Edition X870A

Noctua初の水冷クーラー、NL-LC1-36を採用

 というわけで、どこもかしこもNoctuaファン尽くしなわけだが、PCケースには専用のNoctua製ファンハブ「NA-FH1」まで搭載している。NA-FH1は最大8基までのファンをコントロールできる。

Silent Master Noctua Edition X870A

Noctuaのファンハブ、NA-FH1で複数のファンをコントロール

 ちなみに、ファンの数が増えればそのぶん配線が難しくなり、裏面のケーブルは見苦しくなりがちだ。しかし、このファンハブの採用とサイコムの組み立て技術により、キレイにケーブルが整えられ、美しく仕上げられていた。

Silent Master Noctua Edition X870A

ケーブルがキレイに配線されており、こちら側もガラスパネルで十分鑑賞できるレベル

 個人的にグッときたのは、ケーブル隠しのシリコンカバーがブラウンになっていたこと。こういった細かい部分まで、しっかりNoctuaカラーにあわせてあるところがうれしい。

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