アップル製品の大幅な値上げにより、買い替えサイクルを延ばす人が増えそうだ。米メディア9to5Macが読者アンケートの結果として7月20日に報じた。
同紙は7月17日、「アップルの値上げが今後も続くとしたらどうするか」というアンケートを読者に対して実施。これに数千人が回答したという。その結果、9割を超える読者が「値上げによって買い方を変える」と答える一方で、「値上げされても関係ない」と答えた人はわずか9%にとどまったという。
なお、最も多かった回答は「買い替えの頻度を減らす」で38%。次いで「セールを待つ」が14%、「アップル製品を1つ手放す」が12%、「下位モデルを買う」が9%と続いている。
同紙は、アップル製品に強い関心を持つ読者層であっても値上げには我慢の限界があることを示す結果だと指摘している。実際、あるコメント欄の読者は、アップル製品は買い続けるものの、これまで毎年替えていたiPhoneを2〜3年に一度に、3年ごとに替えていたパソコンは5〜6年に一度にするかもしれないと述べたという。
アップルは今年6月、メモリーなど部品価格の急騰を受けて製品の値上げに踏み切っており、一部では値上げ幅が50%を超えたほか、メモリーやストレージの容量アップグレードの価格が2倍になったケースもある。
アナリストのリポートによると、サプライチェーンでの価格改善は2028年まで見込めず、それ以降も効果は限定的だと伝えられており、現在の高い価格が少なくとも数年、場合によっては永久に続く可能性があるとしている。
もっとも、売れ行きが鈍ればアップルが需要を守るために何らかの値下げに動く可能性もあると同紙は期待を寄せている。魅力的な新機能が出れば、やっぱり買ってしまう人も多そうだが。
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