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Kindle漫画セール情報「推し漫」 第210回

戦争に奪われても、暮らすことまではやめなかった。『この世界の片隅に』全3巻で実質990円【Kindle漫画セール情報】

2026年07月17日 17時00分更新

文● ムラリン 編集⚫︎ ASCII

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 戦争そのものではなく、戦中の暮らしを描いたこうの史代センセイの『この世界の片隅に』が50%ポイント還元で、全3巻・実質990円でセール中です。

 戦争漫画でありながら、本作が見せてくれるのは戦時中のふつうの家庭の暮らしぶりです。配給された食材をどう増やすか。着物をどうやってもんぺに直すか。空襲警報の合間に洗濯物を干し、近所付き合いをし、夫婦げんかもする。戦争の真っ最中であっても、人は食べて、笑って、好きな人を思い、ときには意地悪な感情を抱えながら暮らしている。柔らかな絵柄で、笑える場面も多い本作。それなのに、ページの日付と場所を見ただけで、読者にはこの先起こることが分かってしまうのがなんとも切ない。この、“読者だけが知っている未来”が、描かれる何でもない一日を、かけがえのないものに変えていきます。今、改めて考えるべきことが描かれた名作を、この機会にぜひ。

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「戦争が風景のように存在する世界」の片隅で生きる、すべての人へ

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この世界の片隅に
こうの史代 (著)
全3巻(完結)
1,980円 +ポイント還元 990 pt (50%)
※価格・還元ポイントは記事掲出のものです。購入時には必ず現在価格と還元ポイントをお確かめください。

作品紹介 
 絵を描くことが好きで、少しおっとりした少女・浦野すずは、広島市江波で海苔を作る家族と暮らしていた。昭和18年、見知らぬ青年・北條周作との縁談が持ち上がり、翌年2月、18歳のすずは軍港の町・呉へ嫁ぐ。

 北條家では、穏やかな夫の周作、義父母の円太郎とサン、夫と折り合いの悪い義姉・径子、その娘・晴美らとの新生活が始まる。慣れない家事や家族関係に戸惑いながらも、すずは持ち前の想像力と工夫で、配給不足の暮らしを乗り切っていく。しかし戦況は悪化し、軍港を抱える呉は激しい空襲の標的となる。すずも取り返しのつかない喪失を経験し、自分の居場所や周作との結婚に迷い始める。そして──昭和20年8月6日、故郷・広島に新型爆弾が投下される。

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