電ドラの締めすぎ、カチッと防ぐ。
ベッセルは5月25日、電ドラボールシリーズなどで使える新製品「トルクビットホルダー」を発表した。出荷開始は6月2日で、標準価格は3130円。
トルクビットホルダーは、ビットとドライバーの間に取り付けるアダプター型のトルク管理ツール。設定トルクに達すると内部機構が「カチッ」と空転し、締めすぎを防ぐ。配電盤、分電盤、端子台など、ネジ締めのばらつきがトラブルにつながりやすい電気工事や設備メンテナンス向けの製品だ。
専用トルクドライバーに持ち替えずに済むのがポイント。ベッセルの電ドラボールシリーズ、差替式ドライバー、7.2V以下・250rpm以下の電動ドリルドライバーに装着して使える。いつもの工具に簡易的なトルク管理を足せるわけだ。
使い方は、ホルダーにビットを差し込み、ドライバーへ装着してネジを締めるだけ。ネジが着座したあと、設定トルクに達するとクリック音が鳴り、4クリックが締め付け完了の目安になる。約45度の回転で締め付けが完了するとという。
ラインアップはM3、M3.5、M4、M5、M6の5種類。設定トルクはM3が0.7N・m、M3.5が1.1N・m、M4が1.4N・m、M5が2.6N・m、M6が4.6N・mだ。外径はいずれも14.5mm、全長は75mm。精度は設定値の±10%で、使用可能回数は、4クリックを1回の締め付け作業として1万回。
ただし、電動インパクトドライバーでは使えず、7.2Vを超える電動ドリルドライバーにも非対応だ。全長35mm未満のビットも使えない。さらに、設定値以上のトルクになるおそれがあるため、電動でネジを着座させないよう注意が必要だ。
取り付けるだけで締めすぎの心配をなくせる名脇役。いつもの作業を、少し安定させることができそうだ。
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