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【戦国武将メタ評価】大河ドラマ『豊臣兄弟!』で躍動! 秀吉・秀長が育てた「賤ヶ岳の七本槍」総合力ベスト5
2026年06月18日 17時00分更新
賤ヶ岳山頂からの余呉湖の風景
現在放送中のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』。仲野太賀演じる主人公・小一郎(賤ヶ岳の戦い当時は羽柴秀長。後の豊臣秀長)と、池松壮亮演じる兄・藤吉郎(同・羽柴秀吉。後の豊臣秀吉)の天下取りを支える、血気盛んな若手武将たちの活躍に胸が熱くなる視聴者も多いはずだ。彼らが一躍脚光を浴びたのが、天正11年(1583年)の「賤ヶ岳の戦い」である。
*以降、『豊臣兄弟!』の役者名を入れている。
この戦いで武功を挙げた秀吉子飼いの若武者7人は、のちに「賤ヶ岳の七本槍」と称された。加藤清正(かとうきよまさ)、福島正則(ふくしままさのり)、加藤嘉明(かとうよしあき)、平野長泰(ひらのながやす)、脇坂安治(わきざかやすはる)、糟屋武則(かすやたけのり)、片桐且元(かたぎりかつもと)。
しかし、戦国を生き抜くには槍働きだけでは不十分だ。大名として領地を治める「事務能力」、家臣・領民を惹きつける「人望」、そして乱世を泳ぎ切る政治力(出世)が問われる。
今回はこの7人からベスト5を選び、「出世」「槍働き」「人望」「事務能力」の4項目(各5点満点)で採点した総合力ランキングをお届けする。その前に、戦いの歴史的意義を「3つの視点」から振り返ろう。
賤ヶ岳の戦いがわかる「3つの視点」と羽柴兄弟(後の豊臣兄弟)の躍動
1. 織田家後継を決する「天下分け目の決戦」
本能寺の変で信長が横死した後、羽柴秀吉と織田家筆頭家老・柴田勝家(山口馬木也)が激突した戦い。勝者が実質的な天下人となる大一番だった。秀吉は勝利後、「七本槍」を大々的にプロモーションし、「自分には強力な直属の若手軍団がいる」と世間に猛アピールしたのである。
2. 猛将・佐久間盛政(さくまもりまさ)の急襲と危機
戦いは決して秀吉の圧勝ではなかった。柴田軍先鋒・佐久間盛政(さくまもりまさ)の奇襲で、中川清秀(なかがわきよひで)が大岩山の砦と運命を共にして戦死。高山右近(たかやまうこん)は岩崎山(いわざきやま)の砦から退却を余儀なくされ、羽柴陣営は一歩間違えれば総崩れの危機に陥った。
3. 秀吉の「美濃大返し」、前田利家の離脱、そして秀長の支え
秀吉は大垣から約52kmをわずか5時間で引き返す「美濃大返し」を敢行。街道の村々に松明・炊き出しを事前準備したのが若き石田三成(いしだみつなり/松本怜生)。さらに前田利家(大東駿介)の戦線離脱も追い打ちとなり、柴田軍は完全に崩壊した。この絶体絶命の危機を支えたのが弟・秀長だ。前線指揮を執りつつ、後方兵站を完璧にコントロール。目立つ手柄を若手に譲り、泥臭く勝利の基盤を築いた羽柴兄弟最大の強みだった。
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