OpenAIのAIコーディング環境「Codex」の性能がずば抜けて高いと話題になっています。Codexは、一度何かを作成するように指示すると、完成まで持っていく自律的な能力が高く、4月にリリースされたGPT-5.5では、さらにその能力が上がったとも言われます。それでは、ゲームを作らせると、どれくらい使い物になるのでしょうか。プログラミング/作業自動化アプリの「Codex App」を使って、様々なジャンルのゲームを作り、その能力を試してみました。
Claude Codeで苦戦したCodexならバグ修正もなく一発で
2025年6月に、この連載でAnthropicの「Claude Code」を使ったゲーム開発を試しています。(参考:AI丸投げのゲーム開発が超楽しい 誰もがプログラムを作る時代は確実に来る)その際に、スペースインベーダーとギャラクシアンを混ぜた2Dシューティング「SPACE SHOOTER」を開発しました。当時のClaude Codeはリリースされてまだ日が浅かったのですが、2時間でモックが動くようになり、その後、バグ修正に時間がかかり、さらにボス戦追加などの要素を組み合わせて約5時間で4面構成のゲームができあがりました。
それと同じものをCodexで作成してみると、作成時間が劇的に縮まり、バグもほとんどない状態でいきなりできあがりました。現在、筆者は月額1万6800円のProプランを利用しています。プログラミング作業をある程度こなすには、月額3000円のPlusプランでは、使用できるトークン量に限界があり、簡単ではありません。
2DシューティングゲームをCodexに開発させるにあたり、Claude Codeでかつて作ったすべての要素を追加した状態で、作成を指示してみました。
<プロンプト>
スペースインベーダーとギャラクシアンを混ぜたゲームを作って。様々な動きをするバリエーションの敵がいて、コンボ機能、ボムといったものもあり、5面にはボス戦が待っている。
Codexは、3分22秒後に最初のバージョンのゲームを完成させてきました。背景が真っ黒で殺風景だったので、画像を追加するように指示したところ、GPT Image 2.0を呼び出し、2分ほどで宇宙の背景をデザインし、追加してきました。現在のCodexの強みは、画像生成の能力も持っているところです。そして、ゲームの難易度が高すぎたので、敵の弾の数を若干調整したりしましたが、約15分で、きちんとクリアできるうえに、それなりに遊べると感じさせるゲームができあがりました。
さらに、敵キャラクターをデザインしたり、もっと派手なエフェクトを追加したり、バランスをさらに調整したりすれば、ゲームとしてはさらに面白くなることは想像できます。約1年前に5時間あまりかかっていた作業が、わずか30分でできる段階に入っています。
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