Bluetoothスピーカーは「聴くためのデバイス」だけでなく「弾くためのデバイス」に進化した。ハーマンインターナショナルは5月12日、ギターアンプとしても使えるBluetoothスピーカー「JBL BandBox」シリーズを国内発表。本日10]00から8月31日23:58までGREEN FUNDINGでプロジェクトの支援募集を開始する。
海外では先行して発表されており、ドイツの権威ある「iF DESIGN AWARD 2026」の金賞も獲得している。
ボーカルだけ、ギターだけを抜いたカラオケ音源が簡単にできる!
注目は革新的な「AIステム分離機能」を持つ点。これは「マイナスワン」と言われる練習用のカラオケ音源を簡単に生成できるものだ。サブスクなどで配信されている楽曲から、ボーカルやギターなど特定の楽器の音だけを取り除き、自分の声で歌ったり、ギターのセッションに参加できるというものだ。
そのためにBandBoxは、NPU(AI処理専用のチップ)を搭載。負荷のかかるステム分離のAI処理を、クラウドに頼らず、本体だけで実現できる。
使い方はとても簡単だ。まず、BluetoothでスマホとBandBoxを接続。次に楽曲を再生している状態で、本体上部の「STEM ON」ボタンを押して、ボーカル、ギター、その他(リズム帯など)の3つから、再生するものと消す音を選ぶだけでいい。
しばらくすると再生中の楽曲からボーカルやギターの音が消える。この状態で、BandBoxにつないだマイクで歌ったり、ギターを弾いたりすれば、自分の声や演奏がその楽曲の一部になって再生されるわけだ。
軽く10万通りを越す音のバリエーション、練習用の便利機能も
さらにすごいのは、音楽演奏を楽しむための機能が非常に充実している点だ。
BandBoxは23のアンプシミュレーターと21のエフェクト(組み合わせれば軽く10万通り以上)に加え、ルーパー、チューナー、メトロノーム、トランスポーズ(転調)など、楽器の演奏や練習に必要となる様々な機能を1台にまとめている。専用アプリ「JBL One」を使えば、こうした音作りや付加機能、ステムごとに細かく変えた音量の調節などもでき、操作感も直感的だ。
エレキギターを始めたいと思っている人は、シールドケーブルでギターとBandBoxを接続するだけで迫力ある音で演奏が楽しめるし、必要に応じて楽曲と合わせて練習もできる。さらに、BandBoxで演奏した音はUSB-C経由でパソコンに取り込んで録音することも可能。オーディオインターフェースとしての機能も備えているのだ。演奏・練習・制作が完結することに驚かされる。
オーディオメーカーのJBLがギターアンプを作るというと、少し違和感を感じる人がいるかもしれない。しかし、JBLは古くからプロ向けのスピーカーユニットの開発に取り組んでおり、「D130F」などフェンダーのギターアンプのオプション仕様として開発したユニットなどもあった。
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