液体だけど固体でもある?
今回も早めに発表しましょう。正解は英語の「Liquid Crystal(リキッドクリスタル)」を「液体の結晶」と直訳し、それをさらに「液晶」と略したものです。
と言うわけで、「液晶」が何の略かはわかりましたが、ではなぜディスプレーの重要部品に液晶が必要なのでしょうか?
まず液晶とは、液体と固体の性質を併せ持った状態の物質を指す言葉です。私たちがいつも目にしているディスプレーの中には、そんな“どっちつかず”の状態を保っている変な物質が詰まっているのです。
そして、その変な物質の最大の特徴は、電気を流すと分子の並びが変化すること。電気が通っていないときは、分子はバラバラなのですが、電気が通った途端、一瞬で整列するのです。
この「電気を流すことで分子の並び方を変えられる」という特徴を活かすことで液晶ディスプレーは成り立っています。ではどのように活かされているのかと言えば、ちょうど「室内に入る太陽光を調節するためのブラインド」のような役割を果たしています。
液晶ディスプレーは以下の3層構造で映像を作ります。
■第1層=LEDバックライト:常にLEDが光を放っています。
■第2層=液晶:分子を素早く動かしながらLED光を通したり遮ったりします。
■第3層=カラーフィルター:液晶越しのLED光に色を付けます。
過去回で、「LEDはバックライト、つまり液晶を裏から照らすために使われています。ちょうどステンドグラスにおける太陽光のようなもの」と説明しました通り、液晶自体が光っているわけではありません。あくまで「LED光を交通整理する薄い膜」のようなものだとイメージすると良いでしょう。
かつてのブラウン管ディスプレーと比較すると、液晶ディスプレーは圧倒的に薄く軽く作れるため設置の自由度がアップするほか大画面化も容易です。また、消費電力が少ないうえ、画面の隅々まで歪みの少ない映像を出力できるなどのメリットがあります。
この「液晶」をディスプレーに利用する技術が確立したことで、ノートパソコンをはじめスマホ、タブレットなど現在のIT技術を支えるガジェットが実現したと言えます。
すでに液晶ディスプレーは4Kが一般的に!
液晶ディスプレーの解像度は、すでに4Kが当たり前の時代に突入しています。今回はそんな4Kの液晶ディスプレーのなかから、ViewSonicの「VA3208-4K-MHD」をおすすめ!
4K(3840x2160)解像度と31.5型の画面サイズによって広大かつ見やすい作業スペースが確保できるほか、HDMI端子x2とDisplayPort端子を備えており接続性にも優れています。ちらつきを抑えるフリッカーフリー技術の採用もうれしい一台です。
2026年5月8日現在、Amazonでは4万円を切っています。「VA3208-4K-MHD」は、広い作業スペースを確保したい方々に適したディスプレーでしょう。
※価格・在庫情報は掲載時点のものです。最新情報はAmazon商品ページをご確認ください。
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