センセーショナルだった「JALモバイル」
MVNO市場としては、昨年登場した「JALモバイル」がセンセーショナルであった。
単なるMVNOサービスに留まらず「どこかにマイル」という、通常往復7000マイルが必要なのが、JALモバイルを契約していると往復1500マイルで利用できるというのが最大の特長であった。
月に1度、アプリを開くと、不定期で数日間限定で表示されるシークレットマイルとして100マイルもらえるようになっている。つまり、シークレットマイルと契約プランに応じて付与されるマイルを組み合わせることで1年に1回、特典航空券がもらえるという立て付けになっているのだ。
JALモバイルは相当、JALマイラーにヒットしたようで、MVNEとして回線を提供しているIIJの経営的にもかなりポジティブに働いているようだ。
JALモバイルが登場したことで、ANAユーザーとしてはJALのことをかなりうらやましく思ったし、今回、ANAモバイルが出たことで、ANAユーザーが一気に飛びつく可能性が出てきた。
ここ数年、MVNO市場は、2020年に起きたNTTドコモの「ahamoショック」、さらに2024年の「ahamo 20FGBから30GB増量ショック」で、かなり元気がなかった。
しかし、JALモバイルのヒットにより「強固な会員基盤を持つ経済圏と組むと回線数が伸ばせる」という成功例を発見したことで、オプテージやミークモバイルなど、強いブランドを持つ経済圏探しを始めるMVNOが一気に増えてきた感がある。
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