ASRock初の水冷ユニットを先行レビュー! 独自のVRMファンや3.4インチ液晶など魅力満載
提供: ASRock
32スレッドCPUを余裕で冷やせるパフォーマンスを発揮
CGレンダリング系ベンチマーク「Cinebench 2026」を30分実行して、「Steel Legend 360 LCD」の実力を確認していこう。
ラジエーターファンやVRMファンの回転数コントロールは、BIOS(UEFI)で「Silent Mode」を選択している。また、ポンプの回転数は1200~3100rpm±10%のPWM制御に対応するが、「Full Speed」で運用している
「Cinebench 2026:30min」実行中の各種ステータスを「HWiNFO64 Pro」を使って記録し、CPUクロック(Core 0 Clock (perf #12) [MHz])、CPU温度(CPU (Tctl/Tdie) [℃])、ラジエーターファン(CPU1 [RPM])を抽出してまとめた。
| 最大 | 65.2℃ |
|---|---|
| 平均 | 63.2℃ |
| 最大 | 5540.0MHz |
|---|---|
| 平均 | 5127.0MHz |
Ryzen 9 9950X3Dがフルロードされた状態でも、コア温度は最大65.2度とまったく不安を感じない温度に抑え込めている。テスト実行中の動作クロックも、安定して5GHz台を発揮しているので、Ryzen 9 9950X3Dのパフォーマンスを最大限に引き出していると言える。室温が18度前後という気温の影響もあるが、ショップに並んでいる自作PC向けCPUを不安なく組み合わせられる。
優れた冷却性能とは裏腹に、AIO水冷ユニットで問題となりがちな静音性については、ファン回転数の調節が必要と感じた。
テスト実行中のラジエーターファンは回転率70~75%、回転数1700~1800rpm台で推移していたが、騒音値は44.8dBAに達し、かなり風切り音が気になった。
| 最大 | 1866.0rpm |
|---|---|
| 平均 | 1778.0rpm |
温度にかなり余裕があるうえ、この回転数ではPCケース内のファン吸気側に手で感じられるほどの風が戻ってきていた。そのため、ラジエーターファンの回転率での騒音値をチェック。風切り音が気にならない回転率30%、回転数1200rpm台に設定して「Cinebench 2026:30min」を実行した。
その結果が以下で、コア温度は最大71.1度を記録し、平均温度は約6度アップの69.8度となった。風切り音を大幅に低下させた静音性との引き換えとしては、文句なしの結果だ。CPU消費電力が200W近くなる32スレッドCPUのRyzen 9 9950X3Dでこの結果なので、消費電力が低い16スレッドや20スレッドCPUなら、より静かにしっかりと冷却できそうだ。
| 最大 | 71.1℃ |
|---|---|
| 平均 | 69.8℃ |
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