このページの本文へ

石川温のPCスマホニュース解説 第270回

楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か

2026年02月17日 07時00分更新

文● 石川温

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

2000億円投資も“焼け石に水”の可能性

 楽天モバイルでは2026年度、2000億円強の設備投資を計画している。

 ただ、楽天モバイルは通期でのEBITDA黒字化という公約を達成するため、この3年間は大幅に設備投資を減らしていたのだった。

 ピーク時の2021年は2930億円であったが、2023年には1680億円、2024年は810億円、2025年は工事会社を確保できなかったということもあり、630億円と大幅に落ち込んでいるのだ。

 ユーザーの急増に対して、ここ数年、設備投資をしなかった、いや、できなかったということもあり、ネットワーク品質がかなり落ちているという状況を招いているようだ。

 2026年度は「高じ会社との綿密な協力体制はもちろん、社内の人的リソースも集中させ、基地局建設を加速していく」(AI三木谷会長)としている。

 ただ、2000億円と言っても、楽天モバイル自体は2025年の通期売上収益が4828億円ということを考えると、かなりの負担であることは間違いない。

 今後もユーザーが増え、さらにトラフィックも増え続けることが予想されるため、この2000億円も「焼け石に水」なんてことになりかねない。

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII倶楽部

注目ニュース

  • 角川アスキー総合研究所

プレミアム実機レビュー

ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン