アップルが発売するとうわさの有機EL搭載MacBook Pro向けディスプレーパネルの量産が、すでに開始された可能性がある。韓国のテックブロガーyeux1122氏が1月16日にリークした。
同氏によると、サムスンディスプレーが韓国・牙山(アサン)キャンパスで、世界初となる第8.6世代有機EL生産ラインで量産を開始したという。このディスプレーは当初2026年第2四半期から製造開始の予定だったが、前倒しで量産が始まったとのこと。
第8.6世代の製造ラインは、スマートフォン用有機ELラインよりもはるかに大きなガラス基板を使用する。これにより1枚のシートから複数のノートPCサイズのパネルを切り出すことができ、歩留まりが向上しコストも削減できるという。アップルがMacBook ProのミニLEDを有機ELに置き換えるには、このコスト削減が不可欠だそうだ。
このラインは酸化物TFTバックプレーンと先進的なタンデム有機EL構造を持つリジッド有機ELパネル向けに設計されている。タンデム有機ELとは2層の有機ELパネルを重ねたもので、従来の単層有機ELパネルと比較して高輝度、電力効率の向上、長寿命を実現できる。M5搭載iPad Proでも採用されているこの技術により、より鮮やかな色と深い黒を表現できる。
なお、著名アナリストのミンチー・クオ氏や米メディアBloombergのMark Gurman記者も、アップル初の有機EL MacBook Proにはタッチスクリーンディスプレーが搭載されると報じている。同氏によると、このモデルはより薄く軽量なフレームを採用し、画面上部にはパンチホールカメラ、またはiPhoneのダイナミックアイランドのようなカプセル型の切り欠きで搭載される見込みだという。
再設計された14インチと16インチのMacBook ProはM6チップを搭載し、2026年後半から2027年初頭の発売が予定されている。ただし、その前にM5 ProおよびM5 Maxチップを搭載した14インチおよび16インチのMacBook Proが今後1〜2ヵ月以内に発表される見込みだ。
アップルが同じ年に2回MacBook Proをリフレッシュするのは珍しいが、前例がないわけではない。たとえば2023年にはM2 Pro/M2 Maxチップを搭載したモデルを1月に発表し、その後10月末にM3/M3 Pro/M3 Maxチップを搭載したモデルを発表している。
有機EL版MacBook Proに期待が高まるところだが、リーカーのyeux1122氏のリークに実績は良し悪しがあるため、この情報は注意して見る必要がある。

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