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みやさとけいすけの工具探検隊 第113回

ギーギー音が一瞬で消えた!ベタつかない潤滑スプレー「ドライファストルブ」を試す

2026年01月12日 18時00分更新

文● 宮里圭介 編集●こーのス/ASCII

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 渋くなってきた可動部をスムーズに動くようにしてくれるのが、潤滑剤。液状の潤滑油や、粘性の高いグリースなどイロイロありますが、使いやすさでいえばスプレータイプが人気です。用途が広く、シュッと吹くだけでいいという手軽さから、普段から使っているという人も多いことでしょう。とくに、「5-56」や「WD-40」あたりは定番ですよね。

●定番の潤滑スプレー、実は万能ではない

 ただし、これには欠点もあります。とくに問題になるのは、表面がベトついてしまい、ホコリや汚れが付きやすくなること。自転車のチェーンのようにむき出しであれば洗浄できますが、鍵穴のように手が届かないところだと、次第に汚れが溜まって動きが鈍くなり、最後は動かなくなってしまうでしょう。また、ゴムやプラスチックといった素材を侵す可能性がある、木材などに染み込んでしまうという問題もあります。そのため、基本的には金属部品専用と思っておいた方がいいです。

 より多くの素材で使えるシリコンスプレーもありますが、触れた部分がすべてスベスベになるため、可動部だけでなく持ち手部分まで滑りやすくなって困る、ツヤが出てテカテカしてしまうという、別の問題があります。広範囲に使う場合は利点ですが、限られた範囲にピンポイントで使いたい時には、困ってしまいがち。また、5-56やWD-40ほどではないとはいえ、吹きっぱなしで拭き取らないとベタつくことがあり、汚れの原因になることもあります。

●「ベタつかない潤滑剤」という選択肢

 もっとピンポイントに使え、吹きっぱなしでよく、素材を気にせず使えるものを探しているのであれば、「ドライファストルブ」(実売価格 700円前後)はいかがでしょうか。

 これは、潤滑成分としてフッ素樹脂(PTFE)を配合している製品で、ベタつかないためホコリが付かず、汚すことなく滑りだけをよくすることができます。また、金属だけでなくゴムやプラスチック、木、紙にまで使えるというのが強みです。

速乾性潤滑スプレー「ドライファストルブ」

 このドライファストルブがどんな潤滑スプレーなのか、詳しく見ていきましょう。

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