3Dモデルと組み合わせた高度な演出も
こうしたテクニックは、複雑なシーンの作成も容易にしてくれます。
次の渋谷に登場した巨大ロボットと、その腕に座っている田中さんという構図を作成してみます。巨大ロボットは3D生成サービス「Tripo3D」で作成したもので、テクスチャが貼っていない状態であえてスクリーンショットを撮り、デザイン案をAIにいくつか提案してもらったものの一つです。また、田中さんは学生服姿の三面図から、白いコート姿に変えています。
この2枚の画像を参照しつつ「少女が、巨大なロボット(身長8メートル)の手のひらに乗っている様子にしてください。渋谷の交差点を歩いている姿にしてください」と指示しています。
そして、生成された1枚目の画像を、ストーリーボード手法で生成してみます。プロンプトではより細かく、それぞれのシーンの時間経過をより詳細に指定し、最初は30分前、最後は60分後としています。そうすることで、物語の展開が、より具体的に生成されることを狙っています。「渋谷の交差点に突如ロボットが現れ、田中さんの説得で去っていく」という簡単なストーリーで構成されているのがわかります。
ただ、AIが混乱しがちな複数のオブジェクトが出る場合のサイズ感の狂いといったミスは出ています。完成度の高い画像をピックアップするといったことが必要になるでしょう。作成した動画は、4つのシーンをピックアップしてGrok Imagineで生成しており、24秒の動画にしています。演出としてはかなり甘いところが多いのですが、短編AI動画でドラマを作るハードルが劇的に下がっていることは伝わるかと思います。
△巨大ロボットと少女と渋谷
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