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組みたい自作PC構成まるわかり!! 第122回

【今月の自作PCレシピ】組みやすさで人気のケースで美しいPCを組む

2025年12月08日 11時30分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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Corsairづくしのレシピ

 本レシピのトピックパーツとなるCorsair「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」を含め、紅谷さんチョイスの構成パーツを紹介しておこう。なお、CPUとマザーボード以外は、どちらの構成も変わらない。

紅谷さん提案レシピの構成

AMD CPUで組む、見た目バッチリなPC
AMD CPU AMD「Ryzen 7 7800X3D」(8コア/16スレッド、 最大5.0GHz) 5万4800円
マザーボード MSI「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」(AMD X870、ATX) 3万5980円
CPUクーラー Corsair「iCUE LINK TITAN 360 RX RGB LCD CW-9061023-WW」(簡易水冷、360mmラジエーター) 3万3980円
メモリー Corsair「VENGEANCE RGB DDR5 DDR5-6000 32GB CMH32GX5M2E6000Z36」(16GB×2、DDR5-6000) 3万9980円
ストレージ Sandisk(Western Digital)「WD_Black SN7100 NVMe SSD 2TB WDS200T4X0E」(M.2 SSD 2TB、PCIe4.0×4) 2万2190円
ビデオカード PNY「GeForce RTX 5070 Ti 16GB ARGB Overclocked TripleFan VCG5070T16TFXXPB1-O」(GeForce RTX 5070 Ti、16GB GDDR7) 12万7980円
PCケース Corsair「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」(ピラーレスデザイン、ミドルタワー) 3万9280円
電源ユニット Corsair「RM850x 2024 Cybenetics Gold ATX3.1 CP-9020270-JP」(850W、Cybenetics GOLD) 1万8780円
ファン Corsair「iCUE LINK LX140 RGB Single Fan Expansion CO-9051027-WW」(140mmファン、iCUE LINK) 7980円
総額(税込)   38万950円
インテルCPUで組む、見た目バッチリなPC
インテル CPU インテル「Core Ultra 7 265K」(20コア/20スレッド、 最大5.4GHz) 5万980円
マザーボード MSI「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI」(インテルZ890、ATX) 3万8980円
CPUクーラー Corsair「iCUE LINK TITAN 360 RX RGB LCD CW-9061023-WW」(簡易水冷、360mmラジエーター) 3万3980円
メモリー Corsair「VENGEANCE RGB DDR5 DDR5-6000 32GB CMH32GX5M2E6000Z36」(16GB×2、DDR5-6000) 3万9980円
ストレージ Sandisk(Western Digital)「WD_Black SN7100 NVMe SSD 2TB WDS200T4X0E」(M.2 SSD 2TB、PCIe4.0×4) 2万2190円
ビデオカード PNY「GeForce RTX 5070 Ti 16GB ARGB Overclocked TripleFan VCG5070T16TFXXPB1-O」(GeForce RTX 5070 Ti、16GB GDDR7) 12万7980円
PCケース Corsair「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」(ピラーレスデザイン、ミドルタワー) 3万9280円
電源ユニット Corsair「RM850x 2024 Cybenetics Gold ATX3.1 CP-9020270-JP」(850W、Cybenetics GOLD) 1万8780円
ファン Corsair「iCUE LINK LX140 RGB Single Fan Expansion CO-9051027-WW」(140mmファン、iCUE LINK) 7980円
総額(税込)   38万130円

※価格は12月6日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

組みやすくてカッコイイ

 魅せるポイントが盛りだくさんなデザインだけでなく、組みやすさも追求した「FRAME 4500X」シリーズ。ここでは前面側面に120mmリバースファンの「LX120-R RGB」×3基と、iCUE LINK SYSTEM HUBを標準装備する「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」を選んでいる。さらに背面に140mmファン「LX140 RGB」を追加することで、トップのラジエーターファンと合わせ、7基のアドレサブルRGB LEDファンでPCを彩れる。

曲面ガラスパネルを採用した「FRAME 4500X LX-R RGB iCUE LINK Panoramic Glass」。シックなブラックカラーモデルで構成だ

なかなかカッコいいトップパネル。天面から側面と前面に水が流れるようなラインデザインとなっている

右側面パネルからもLEDファンの発光を楽しめる

フロントスイッチは、机上設置が前提となるケース下部に用意されている。本体サイズは幅250mm、奥行き542mm、高さ556mmなので大きな机が必要になる

背面用に140mmファンを追加している

コストを抑えてゲームに特化

 ゲーミング向けのCPUは、前世代のRyzen 7 7800X3Dになるが、8コア/16スレッド、最大5.0GHz動作と魅力十分だ。組み合わせるマザーボードの「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」も、最新無線LAN規格のWi-Fi7や、5ギガビット対応の有線LANに、PCIe5.0×4動作に対応する2基のM.2拡張スロット(内1基はUSB4.0 Type-Cと共有または、排他仕様)など、不足ないスペックが備わっている。

Ryzen 7 7800X3Dは、1世代前のモデルだが十分なゲーミングパフォーマスを発揮する。コストを抑えつつ、ゲーミング特化CPUの恩恵を受けられる

シンプルなデザインで人気のTOMAHAWKシリーズ。AMD X870チップセットを採用したMSI「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」を組み合わせ

80A SPSを採用した計17フェーズの電源回路や、ツールレスでM.2 SSDを着脱できるギミックなど、スペック、機能ともに盛りだくさんだ

インターフェースも充実。高速ネットワークや、40Gbpsに対応する2基のUSB Type-Cポートなど、USBポートも豊富

動画の編集や配信などクリエイティブ向けのインテル

 クリエイティブ向けのCPUには、Pコアが8コア、Eコアが12コアの20コアを備え、20スレッドで動作するCore Ultra 7 265Kを選んでいる。

20コア/20スレッドで動作するCore Ultra 265Kを組み合わせ。価格を抑えられるKFモデルもあるが、敢えてGPU内蔵モデルを選んでいる

 マザーボードは、AMD構成と同じ、TOMAHAWKシリーズに属する「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI」だ。LGA1851向けチップセットの最上位となるインテルZ890を採用するだけあって、豊富な拡張性を備えているのがポイントだ。

LGA1851向けの最上位チップセットを採用したMSI「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI」

 「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI」は、PCIe5.0×4 1基、PCIe4.0×4 3基の計4基のM.2拡張スロットに、PCIe4.0×4動作(×16形状)の2基のPCI Express拡張スロットをすべて活用できる。さらにCPUに、GPUを内蔵した”K”モデルを搭載することで、2基のThunderbolt 4ポートも使用可能となっている。内蔵/外付けストレージの増設や、4Kキャプチャーカード、10G LANの追加など、さまざまなクリエイティブシーンに対応できるだろう。

用途を選ばない高い拡張性を備えている。4基のM.2拡張スロットには、ヒートシンクが装備され、一部はツールレスにもなっている

背面端子。2基のUSB4.0/Thunderbolt 4ポートを装備するほか、10Gbpsの高速USBポートも豊富だ

「MAG X870 TOMAHAWK WIFI」と「MAG Z890 TOMAHAWK WIFI」は、ともにMSIのえらべるPayがもらえるキャンペーンに対応しているのも、うれしいポイント

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