ソフトバンクと東京科学大学は、雪山などで遭難した人をいち早く発見、救助するための「ドローンWi-Fi無線中継システムを用いた遭難者探索支援システム」を開発した。
ドローンが雪山の上空を飛び、遭難者から発せられる電波をキャッチし、居場所を特定するというものだ。
Wi-Fiで遭難者の位置を特定
ソフトバンクと東京科学大学は2016年から、遭難者の位置を特定するシステムを開発してきた。
しかし、当初はスマートフォンがGPSで自身の位置を測定したのち、ドローンに搭載されている携帯電話用のアンテナとセルラー回線で通信し、位置情報を捜索関係者に伝えるというものであった。
しかし、それではセルラー用の無線機材が1つのキャリア分しかドローンに搭載できないため「ソフトバンクユーザーのみ助けられる」という仕様になってしまっていた。
また、電波法の兼ね合いで、ドローンは地上と有線で接続、係留しなければならず、広い範囲を捜索できないという課題もあった。
そこで開発されたのがセルラー回線ではなく「Wi-Fi」を使った方法だ。
Wi-Fiであれば、どのスマートフォンにも搭載されている。また、2.4GHz帯のWi-Fiは上空での利用が可能で、ドローンを係留させておく必要もない。自由自在に飛べることで、遭難者を広範囲から見つけることが可能だ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第291回
トピックス
コミケで2Gbps級も KDDIとソフトバンク“つながる”舞台裏 -
第290回
トピックス
楽天モバイル、KDDIローミング終了でどうなる? 10月以降の通信品質に懸念 -
第289回
トピックス
なぜahamoは40GBに増量したのか 見えてきたドコモの“本音” -
第288回
トピックス
Galaxy Z Fold8を使ってわかった、“パスポートサイズ”が想像以上に快適なこと -
第287回
トピックス
なぜ? 携帯4社が「Galaxy Z Fold 8」を推す理由 -
第286回
トピックス
「ドコモの銀行」で何が変わる? ポイント最大4.5%還元、金融経済圏のメリットと課題 -
第285回
トピックス
20万円スマホに背を向けた日本勢 シャープとFCNTが選んだ「勝てる市場」 -
第284回
AI
OpenAIやグーグルを使い分ける、“AIのMVNO”が存在感 -
第283回
トピックス
「EUでは使えない」アップルがSiri AIで異例の明言をしたワケ -
第282回
トピックス
グーグルvs.アップル、ブラウザ競争の軸は機能から信頼へ? -
第281回
トピックス
“つながらないドコモ”返上なるか 5G SA無料化で巻き返しへ - この連載の一覧へ













