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ZEFT R60YQをレビュー

Ryzen&RTX 5060 Tiで22万円切りは高コスパ!ゲーミングPCデビューにぴったりな省スペースモデル

2025年12月06日 17時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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PCケースは縦長でフットプリントが省スペース

 PCケースはDeepCoolの「CH170 PLUS」(ブラック)で、設置面積は95(W)×290(D)mmとかなり省スペースだ。また、一般的なPCケースとは異なり、マザーボードなどのインターフェース部が底面に向く倒立デザインを採用。そのため、ケーブルが台座で隠れるようになっている点はユニークだ。

ZEFT R60YQ

一般的にはこちらは左側面だが、CH170 PLUSでは前面としているようだ。すなわち、こちら側を正面に向けて、ディスプレーと平行になるように置くことを想定しているのだろう

ZEFT R60YQ

となると、こちらは背面になる。あまった電源ケーブルは目立たぬように電源ユニットの裏に隠れていた

 特殊な構造ゆえのクセにも触れておこう。まず、強化ガラスパネルは台座を取り外さないと開けられない点は扱いづらいと感じた。また、マザーボードなどのインターフェースは、その台座で隠れているのでケーブルの抜き差しがしづらかった。

ZEFT R60YQ

マザーボードやビデオカードのインターフェースは底面にくる。ケーブルが台座で隠せるというメリットはあるが、ケーブルの脱着はしづらいというデメリットも。使用頻度の高いケーブルは最初からつなげておいたほうがいいだろう

ZEFT R60YQ

電源ユニットは上部配置しているが、延長コードで底面から出せる仕掛けになっていた

 ただし、前面の右上にはUSB Type-A(USB 3.0)が2つと、USB Type-C(USB 3.1 Gen 2)が1つあり、USB機器はこちらを利用することで扱いづらさをカバーしている。また、全体は黒色で落ち着いた雰囲気ながらも、LED付きの120mm角ファンを左側面に2基、底面に1基備えているため、地味になりすぎない部分も評価したい。

ZEFT R60YQ

前面にはヘッドセット入出力端子のほか、USB Type-Aが2つとUSB Type-Cを1つ装備

ZEFT R60YQ

向かって左の側面には2基の120mm角ファン。LEDを搭載している

ZEFT R60YQ

底面にも120mm角ファンを1基搭載

ZEFT R60YQ

ちなみに、右側面はメッシュ構造の通気孔となっている。もちろん、こちらを前面としてディスプレーの横に設置しても恰好はつくだろう

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