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ZEFT R60YQをレビュー

置き場所に困らないRTX 5060 Ti&Ryzenの縦長ゲーミングPCはWQHDでも快適に遊べるコスパ抜群な1台だった

2025年12月07日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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軽量級ゲームなら4Kでも遊べる!

 軽めのゲームもということで、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)も試してみよう。グラフィック設定プリセットは「最高品質」で実行する。

グラフィック設定プリセットは「最高品質」

 スクウェア・エニックスが示す指標ではスコアーが1万5000以上で最高評価となっており、ZEFT R60YQはWQHDでもそれを満たしている。4Kではさすがに大きくスコアーを落としているものの、フルHDではスコアーを2万弱にまで伸ばしており、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー」をプレイするのに問題はなさそうだ。

FF14ベンチマークの結果

 描画負荷が低めなゲームとしては、「Apex Legends」もテストしておきたい。オプションから描画負荷が最大となるように設定したうえでゲームをプレイ。その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得した。

Apex Legendsでは描画負荷が最大になるように設定している

 4Kでも最小フレームレートが119fpsと高く、かなり快適にプレイできた。フルHDにいたっては、最小フレームレートが250fpsに達し、平均フレームレートも280fps近くまで伸びた。高フレームレートを望むコアなゲーマーでも納得のいくパフォーマンスだ。

Apex Legendsの結果

まとめ:価格とゲーム性能のバランスが◎ 置き場所にも困らない魅力的な1台

 ZEFT R60YQはメモリーモジュールは16GBが1枚という構成だが、ゲームではさほど問題にならなかった。タイトルや設定によってはWQHDの高画質設定でも快適にゲームが遊べるし、フルHDであれば多くのゲームを最高画質で堪能できる。

 直販価格は標準構成で22万円を切っており、お買い得感はかなり高い。それでいて省スペースなので運用しやすいところも魅力的だ。メモリー高騰でPCの価格も上がってきており、買い時に悩んでいる人が多いだろう。

 ゲーミングPCをはじめて買う人ならなおさらだ。ZEFT R60YQはそんな人にこそオススメしたい。

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