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ZEFT R60YQをレビュー

置き場所に困らないRTX 5060 Ti&Ryzenの縦長ゲーミングPCはWQHDでも快適に遊べるコスパ抜群な1台だった

2025年12月07日 10時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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描画負荷が重めのゲームでもWQHD&高画質でプレイできる

 では、実際のゲームではどうなのか。「Call of Duty: Black Ops 6」(以下、CoD: BO6)のテストに移ろう。グラフィックのプリセットは「極限」、DLSSは有効にして、ゲーム内のベンチマークモードを実行している。

CoD: BO6はグラフィックのプリセットは「極限」、アップスケーリング/シャープイングでは「NVIDIA DLSS」を選んでいる

CoD: BO6の結果

 さすがに4Kは重過ぎるためか、1パーセンタイルフレームレートが快適水準の50fpsを切ってしまった。一方で、WQHDでは70fpsを超えているので余裕がうかがえる。DLSSを使っているとはいえ、描画負荷が最も大きい極限プリセットで、これだけ高いフレームレートを出せる点は素直に称賛できる。

 続いては、「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」(以下、MHWsベンチマーク)。グラフィックプリセットは「高」を選択。DLSSは使用するが、フレーム生成は「OFF」にした。

MHWsベンチマークでは「高」プリセットを使用

MHWsベンチマークの結果

 カプコンが示す指標ではスコアーが2万以上で最高評価だが、WQHD以下の解像度でそれを満たしている。4Kでも1万8000スコアーと、その1つ下の評価「快適にプレイできます」なので、ZEFT R60YQなら十分遊べるはずだ。

 ただし、プリセットをさらに描画負荷の大きい「ウルトラ」にすると、フルHDでも2万を切ってしまった。ゆえに、高解像度で遊びたい人は、描画設定に関してはある程度の妥協が必要になってくるだろう。

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