ZEFT Z57CMをレビュー
銀色が渋いRTX 5070 Ti&Core Ultra 7搭載ゲーミングPC、見掛け倒しじゃないコアゲーマーでも満足いく性能
2025年10月26日 10時00分更新
FF14はWQHDなら最高品質で快適に遊べる
「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」(以下、FF14ベンチマーク)では、グラフィック設定プリセットは「最高品質」を選択。こちらも解像度はフルHD、WQHD、4Kの3パターンで計測した。
スクウェア・エニックスが示す指標では、1万5000スコアー以上で最高評価の「非常に快適」になる。ZEFT Z57CMは4Kこそ若干届いていないものの、WQHD以下であればその指標を大きく上回った。フルHDでは2万5000スコアーに迫る勢いで、プレイヤーが多く描画処理が重い場面でも、ZEFT Z57CMであれば快適に遊べそうだ。
Apex Legendsは4Kでもヌルヌル動く
最後に、さらに描画負荷が軽めのゲームとして「Apex Legends」も試してみた。ここではオプションから描画負荷が最大となるように設定したうえでゲームをプレイし、その間のフレームレートを「Fraps」(Version 3.5.99)で取得した。
ゲームの仕様上、フレームレートは300fpsが上限となってしまうのだが、ZEFT Z57CMはWQHD以下の解像度なら、リッチな画質設定でも上限に張りついた。4Kでも常時197fps以上なので、コアなゲーマーでも満足できるパフォーマンスを備えているといっていい。
まとめ:高価だが性能も見た目も満足できるゲーミングPC
以上のテスト結果から明らかなように、ZEFT Z57CMのゲーミング性能はかなり高い。4Kゲーミングにはやや届かないタイトルもあるが、WQHDなら高画質設定で快適に遊べるタイトルは多いだろう。
価格は税込みで45万9580円と決して安価ではないものの、これだけ高いパフォーマンスを備えているのであれば、十分お買い得な1台だ。また、金属の質感が渋い銀色の外観や統一感が美しい内部デザインは所有欲をそそる。見た目と実力、その両方を兼ね備えたゲーミングPCであるとまとめておきたい。





