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ZEFT Z57CMをレビュー

ゲーミングPCの新たな選択肢は「銀色」、MasterFrame 600 Silverを軸にした“品の良さ”にやられる

2025年10月25日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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ストレージは2TB、電源も850Wと十分な容量

 ストレージはCrucialのNVMe対応M.2 SSD「T500」の2TBモデル。このSSDはPCIe 4.0に対応したモデルで、公称速度はシーケンシャルリードは最大7400MB/s、シーケンシャルライトは最大7000MB/sを誇る。ゲーミング用途であれば、容量・速度ともに十分だろう。

ZEFT Z57CM

CrystalDiskInfo(Version 9.7.2)の実行結果

 そして、電源ユニットはSilverStoneの「DA850R Gold White」を採用。定格出力は850Wで、ケーブルまで真っ白な点がいい。電源ユニットは白いカバーで覆われているので強化ガラス越しには見えないのだが、それでも白色モデルを用意したこだわりがすばらしい。

ZEFT Z57CM

ケーブルレイアウトもお見事

ZEFT Z57CM

電源ユニットには右側面からアクセスできる。通常時はカバーに隠れて見えないが、しっかりと白色モデルをチョイス

高価だが品質の良さが光るPCパーツ構成が魅力

 ZEFT Z57CMの直販価格は、標準構成で45万9580円~(税込み)。決して安価ではないものの、Core Ultra 7 265KFとRTX 5070 Tiの組み合わせを考えると相応の価格といっていい。

 また、高級感と品質の良さがにじみ出る“銀色のPCケース”はほかにはない魅力を感じた。性能だけではなくデザインにまでこだわった1台なので、飽きが来ずに末長く活躍してくれるだろう。

 とはいえ、肝心のゲーミング性能がどの程度なのかは気になるところ。そこで、次回のベンチマーク編では検証を通して、ZEFT Z57CMのポテンシャルに迫りたい。

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