エレコム、USB Type-C対応のデータ移行ケーブルを発売 ― ネット不要・ドライバー不要で簡単接続
エレコムは、パソコン間のデータ移行をスムーズかつスピーディーに行える「USB Type-C変換アダプター付きリンクケーブル」を10月中旬より販売開始する。
この新製品はネットワーク環境を必要とせず、ドライバーのインストールも不要という手軽さが最大の特徴だ。
価格は、USB2.0対応モデル「UC-TV7BK」が5,980円、USB3.0対応モデル「UC-TV8BK」が7,979円。
ケーブル1本で完結、USB Type-Cデバイスにも対応
USB Type-C変換アダプター付きリンクケーブルは、パソコン同士をケーブル1本でつなぐだけでデータ移行が完了する。
両端にはUSB-AからUSB Type-Cへ変換できるアダプターが付属しており、USB Type-Cポートを備えたノートPCやタブレットでも使用可能だ。
さらに、1台のキーボードとマウスで2台のパソコンを操作でき、ファイルをドラッグ&ドロップでスムーズに移動できるため、複数デバイスの管理も効率化できるという。
高速データ転送で大容量ファイルも快適
転送速度はモデルによって異なり、「UC-TV7BK」はHi-Speed USB(USB2.0)に対応し、最大480Mbps(理論値)の転送が可能。
一方、「UC-TV8BK」はUSB 5Gbps(USB3.2 Gen1)に対応し、最大5Gbps(理論値)の高速転送を実現している。
これにより、大容量データもストレスなく移行でき、業務効率や作業スピードの向上に貢献するだろう。
長期間使える高品質設計と幅広い互換性
リンクケーブルの端子には金メッキピンを採用。信号の劣化を防ぎ、長期間の使用でも安定した通信を維持する。
さらに、WindowsとMacの両OSに対応しており、EUのRoHS指令にも準拠した環境にやさしい設計となっている。
なお、使用時にはWindowsで管理者権限でのログオンが必要。充電や映像伝送には対応していないため、その点には注意したい。
まとめ
エレコムの「USB Type-C変換アダプター付きリンクケーブル」は、
「ネットワーク不要・ドライバー不要・高速転送・Type-C対応」という4拍子そろったデータ移行ケーブルだ。
買い替えや複数デバイスのデータ整理を頻繁に行うユーザーにとって、時間と手間を大幅に削減できる頼れる一本となるだろう。














