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先端テックニュースまとめ読み from MITテクノロジーレビュー 第352回

ウィキペディアにAI汚染の波/MITTRが注目する世界の気候テック企業10社

2025年10月14日 09時00分更新

文● MITテクノロジーレビュー編集部

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世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。

AI翻訳のゴミに汚染された ウィキペディア、 マイナー言語にとどめ

「ゴミを入れればゴミが出る」——。機械翻訳の誤りがAI学習データを汚染し、さらに悪い翻訳を生む「悪循環」が少数言語を脅かしている。誤りだらけのグリーンランド語版ウィキペディアはついに閉鎖が決まった。

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気候テック10:ナトリウムイオンでリチウム代替狙う中国ハイナ

中国のスタートアップであるハイナ・バッテリー・テクノロジーは、ナトリウムイオン電池の商用化に取り組んでいる。すでに2つの製品の量産を開始した。

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米EV減税が正式廃止、今後の動きをドイツの先例から予想

米国のEV税額控除が10月1日に正式終了した。最大7500ドルの控除はEV普及の原動力だったが、ドイツでは2023年の補助金停止後にEV販売が半減。専門家は米国でも同様の急落を予想しており、2030年の販売台数が40%減少する可能性があると分析している。

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史上最も危険な小惑星 「2024 YR4」追った 科学者たちの60日間

2024年12月末に発見された小惑星「2024 YR4」は地球衝突確率が一時3.1%まで上昇し、観測史上最も危険な小惑星となった。世界中の天文学者がATLAS、すばる望遠鏡、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡などを総動員して追跡。2カ月にわたる国際協力の末、2025年2月に警報解除となった緊迫の記録をお届けする。

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ビル・ゲイツ特別寄稿: それでも気候変動対策に 私が投資し続ける理由

パリ協定の目標達成は困難だが、むしろ楽観的になれる理由がある——。こう主張するビル・ゲイツ氏に、なぜ気候テックへの投資が必要なのか、どの分野に投資すれば効果的なのか、氏が提唱する「グリーン・プレミアム」という指標を使って解説してもらった。

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ぬいぐるみとおしゃべり、中国でLLM搭載の「AIおもちゃ」ブーム

お気に入りのぬいぐるみがしゃべりだす——。大規模言語モデル(LLM)搭載のデバイス「BubblePal」が20万台売れるなど、中国でAIおもちゃ(AIトイ)が好調だ。2030年に140億ドル規模市場に成長するとの予測もあるが、実際に使ってみると「子どもがすぐ飽きる」との声も。

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気候テック10:欧州でトラックのEV化を牽引するトレイトン

世界有数の商用車メーカーであるトレイトンは、欧州での電動トラックの需要拡大に備え生産を拡大している。

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気候テック10:電池リサイクルのレッドウッド、分散型電源に商機

米国最大級のバッテリー・リサイクル企業である、、レッドウッド・マテリアルズは、電気自動車(EV)の使用済みバッテリーをデータセンターの電源として活用している。

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30年間凍結された胚から生まれた「最高齢の赤ちゃん」、3人の遺伝子を持つ子どもの誕生、人工子宮での胎児発育――。生命誕生の瞬間が今、技術革新によって大きく変わろうとしている。体外受精(IVF)に代表される生殖技術は、生殖・出産の可能性を広げ、多くの人に希望をもたらす。しかし、それは同時に「ヒトとは何か」「親とは誰か」「生命はいつ始まるのか」といった根源的な問いを私たちに突きつけている。生殖医療の最前線で何が起きているのか、そして人類はどこへ向かうのか。新しい生命創造の現場を検証する。

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