「VALORANT」新エージェントの「ヴィトー」、強すぎるのでは……?

文●いちえもん 編集●ASCII

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※画像はYouTubeのトレイラー動画をキャプチャーしたもの

 ライアットゲームズは10月5日、Valorant Champions Tour 2025にて、同社のタクティカルFPS「VALORANT」の新エージェント「ヴィトー」を発表した。10月7日より開催される「シーズン25 ACT VI」にて実装される予定だ。

 ヴィトーのロールは、固有スキルで敵の侵攻を食い止める「センチネル」。

 注目すべきは、ヴィトーの固有スキルだ。

 ヴィトーの基本的な固有スキルは、設置した渦にテレポートする「クロスカット」、敵のユーティリティー(相手に当たると跳ね返るもの、銃撃で破壊できるもの)を破壊する「インタセプター」、敵の拘束ならびに聴覚の奪取、シールドおよび体力を一時的に減少させる「チョークホールド」の3点。

 公開されている情報を判断する限り、トラップ設置がメインのようだ。設置系のスキルで相手をけん制し、制限時間まで侵攻を遮る役割を担っている。

 個人的には、インタセプターとチョークホールドが非常に厄介であると感じた。いずれも攻撃側のアドバンテージを挫くものばかりで、なんとしても避けたい能力。対戦するにあたっては、とにかくヴィトーを先に倒したいと思ってしまったほどだ。

 極めつけは、アルティメット(ウルト)の「エヴォリューション」。使用すると即座にバトルスティム(射撃速度・リロード速度・移動速度を向上させるバフ)と回復を獲得でき、使用中は敵のデバフ効果が無効になるという。

 以下のプレイ動画を見てみると、「ブリーチ」のアルティメット「ローリングサンダー」やレイズのアルティメット「ショーストッパー」を無効化している場面(?)を確認できた。プレイ動画を見て、筆者はただただ絶句した。え、ヴィトー強すぎない……?

 X(旧Twitter)を確認してみると、ヴィトーの能力を評価するユーザーと、「ぶっ壊れ確定」「無理ゲー」といった危惧を抱くユーザーで賛否が分かれていた。「ヴィトーの到来により、『VALORANT』の時代が変わるのではないか」といった意見も印象に残っている。

 そんなヴィトーが、VALORANTの歴史を変えるほどの逸材なのかどうか。早くプレイして確かめてみたい。

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